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ふと目が覚めると、自分の部屋のベッドで寝ていた。
あれ、昨日は櫆に乗っ取られたような……?とか思っていると、突然櫆が話しかけてきた。
《……ああ、やっと起きたか》
「え、どういうこと?櫆が昨日乗っ取ったんじや…」
《お前の体の体調が悪いのに、そんな暴れる気になるかよ……》
「あ、あはは……(苦笑」
《それはともかく、昨日の会議で話してた大規模侵攻の事なんだが……》
「お、なになに?」
《アフトクラトルが攻めてくる確率が高いそうだ》
「へー。初めて聞いたなー」
《いや、そうでもなさそうだぞ。A、あっちの世界であった
「ああ、言われれば……
鬼に似てて捕らえそうになったからね」
《で、今回攻めてくるであろう国の特徴は、角が生えているようだ》
「って、いうことは……」
《ああ、あの時あの世界であったあいつは、こちらの世界の住人で、アフトクラトルというところのやつだということだ》
「うーわーそうなんだーへー(棒」←
《興味なさそうだなオイ》
「吸血鬼じゃなきゃなんでもおk」←←
《まあ、それもそうだな》←←←
「……眠い。寝たい」
《勝手にしろ》
「うわー辛辣かと思わせといてのツンデレかー?」
《黙れ》
「はいはい黙りますよー。んじゃ、おやすみー」
そう言って私は寝た。←
・
翌日
「ふわぁー。よく寝たぁー」
《……》
「おやおや?まだ寝ているのかな?」
《アホかお前。夜まで寝るやつがいるかよ。お前以外》
「うっわーひっどーい。主人に対してその態度はどうなのー?」
《は?誰が主人だ?ちびっ子的存在ならいるがな》
「うーわー最低ー。そんなこと言ってたらバチ当たるよー」
《鬼にバチもクソもあるかよ》
「それもそうだった。んじゃおやすー」
《また寝るのかよ…(呆》
大規模侵攻が起こる数日前の、何も知らない、幸せなひと時を過ごした2人。
さあ、歯車は狂い始める……
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露亞(プロフ) - ワールドトリガーと終わりのセラフ!!最高です!尊いです!更新頑張ってください!! (2020年2月13日 18時) (レス) id: 5fe7b44b45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:レイン | 作成日時:2018年3月14日 7時