【二話】夜兎の双子の妹。 ページ3
― 万事屋銀ちゃん店内 ―
.
――一方、万事屋銀ちゃんでは。
.
銀「Σいきなり何なんだァァァ!!!中継とかマジどーでもいいから早く結野アナのお天気予報に戻せよ!!俺は花野アナじゃなくて結野アナが見たいの!結野アナを見るためだけに生きてんの!!」←
楽「銀ちゃんうるさいアル。せっかくの卵かけご飯が不味くなるネ。黙るヨロシ」
新「銀さん、何か大事な事かもしれないんですから静かにして下さい。……てか端から聞けば変な意味に聞こえるし、いずれ変な誤解生みますよ」←
.
結野アナのお天気予報を真剣に視聴中だった銀時が、
突然チャンネルが生中継に切り替わった事によってブチ切れしていた←
.
『――緊急生中継、こちら現場の花野アナです!現在午前9時、突如ターミナルに降りてきた宇宙海賊春雨の船から、夜兎の団員と思われる包帯で顔を隠し、傘を持った青年が一人飛び降りて来ました!彼は警備員らの包囲網をいとも容易く突破し――』
.
画面にはでかでかと上空からのターミナルの様子が映し出され、
時たま銃声や爆音と共に騒ぎに集まった野次馬達の悲鳴が聞こえてくる。
.
楽「ターミナルに……宇宙海賊、春雨?……包帯で顔を隠した奴って――…馬鹿兄貴が来たアルか!?」
.
銀「……春雨?え、何ソレ?スープか何か?」←
新「Σ銀さん、違いますよ!!前に殺されかけた奴……神楽ちゃんのお兄さんがいる組織です!」
.
銀時の緊張感のないボケに対し、新八は顔面蒼白ながらに春雨について語りだす。
.
神楽は傘を手に玄関まで駆けていき、
銀時と新八に向かって大声で告げた。
.
楽「……私、ちょっと見てくるネ!!すぐ戻るアル!」
新「Σえ!?ダメだよ神楽ちゃん、危ないよ!!」
.
神楽は突然の申し出に驚く新八の静止を振り切り、
人通りが多くなってきたターミナルへと続く道へと駆け出した。
.
楽「今度は何しに来やがったアルか、馬鹿兄貴……!銀ちゃん殺しに来たんなら許さないアル!」
.
貴「なーんかやけに人多いな……。殺さない様に攻撃しながら逃げんの疲れたし――……つーか神楽、何処にいるわけ?」←
.
――もう一人の兄のターゲットが、自分だとは知らずに。
ラッキーアイテム
革ベルト
367人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ままま饅頭 - つ、続きぃ見たいですぅ! (2019年2月4日 19時) (レス) id: b803021d56 (このIDを非表示/違反報告)
MAGI - 続いてほしいー!! (2017年8月3日 15時) (レス) id: a7c6ccddf8 (このIDを非表示/違反報告)
窓雲 - あー!おもしろかった!!! (2017年7月26日 19時) (レス) id: f87ba33587 (このIDを非表示/違反報告)
SSレート喰種:ハイセ(プロフ) - 続きみてぇ〜 (2016年8月25日 19時) (レス) id: 979a6feb5c (このIDを非表示/違反報告)
2年B組 - 続きが見たいなぁ(*´Д`*) (2016年7月31日 13時) (レス) id: 866397111d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:眠人。 | 作成日時:2012年10月22日 22時