緑の彼と狼 ページ23
外道丸の鬣を撫でてると
ふと足元にふわふわとした感触が。
何かと思えば
綺麗な白い毛が生えた犬
「犬………?」
「これ狼やw犬よりも大きいやろ?」
そう言われると幼い頃飼ってた犬より大きい気がする。
「狼………かっこいい………」
「やろ?こいつはなイフリートっていうねん。」
僕が世話してん。そういって、ゾムさんに撫でられるイフリートはとても気持ちよさそう。
じっっと見てると、視線を感じてしまったのか
僕の方を見るイフリート。
なにかわからず見つめあってると
もう1度足元に近づいてきたから
ゾムさんに承諾を取ってその大きな背に手を這わせてみた。
「…………っ!!!ふわっふわ!!!!!!」
手に感じるふわふわした気持ちいい感触と
じんわり伝わる温かさ。
恐る恐る、しゃがんで、抱きつくように撫でると
ほっぺを舐めてくれた。
「ふふ……くすぐったい……」
「仲良くなるの早いなぁ」
そういうとゾムさんはイフリートと一緒に僕の頭を撫でた。
「んふふかわいいなぁ」
確かにイフリートは可愛い。うん。
撫でて撫でられてを暫くやってると
イフリートは１回吠えて
向こうに引っ込んでしまった。
「あ、行っちゃった」
「僕らも次行こか。予想以上に長い時間いてしもうたしなー」
そういって、立ち上がったゾムさんについていく。
「んーどこ行きたいとかなんかないん?」
「え……いや、ゾムさんが案内しやすいところで大丈夫です。」
そういいながら前を歩くゾムさんは、不意に振り返った。
「なぁ、そのゾムさんってやめん?あんま慣れてないねん」
「え、いや、でも。」
「えぇから。ほら、ゾムって言ってみ」
「えぇ、と…ゾ、ム……???」
動揺しながらも言われた通り呼び捨てで呼んでみると
何やら満足気な顔をして、
強制やないけどなるべくそれな。
って言われました。
ラッキーカラー
あずきいろ
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猫好き - ベーコンレタス美味しいよね！( ＾∀＾)腐腐腐… (2018年12月22日 12時) (
レス) id: fdca804d9b (このIDを非表示/違反報告)
still(プロフ) - 翔也さん» わわ!ありがとうございます!!ヽ(；▽；)ノ嬉しいです…!更新頑張りますね!! (2018年1月12日 21時) (レス) id: 2ef8bb6664 (このIDを非表示/違反報告)
翔也(プロフ) - 面白いです！更新頑張ってください！応援してます！ (2018年1月12日 21時) (レス) id: b09bb58aa9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すー | 作成日時：2018年1月8日 23時
