カルマ大好きっ子ですが、なにか？【番外編】 (ページ5)

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王様ゲーム!!≪第1ラウンド≫ ページ5

貴方サイド

―――ある日の放課後

殺「王様ゲームしましょう!!」

唐突に棒を持ち、笑顔でそう言った先生。

「「「……は?」」」

まあ、至極当然な反応だよね。

殺「いいから、始めますよ!ほら、輪になって座ってください!!」

なんだかんだで王様ゲームは始まった。

もうすでに帰ってしまっていた人達がいたから、Ｅ組みんなでやるわけじゃないけど、結構な人数が残っていたから、参加人数は多い。

「「「お、王様だーれだっ」」」

渚「あ、僕だ」

前「お、さすが主人公」

渚「そういうのやめて」

渚クンかぁ。なんか命令も優しいだろうなぁ。

渚「うーん……。じゃあ、3番の人が7番の人を、少女マンガのセリフで口説く」

……うわあ。さらっと、鬼畜だな。

その時、片岡サンが立ち上がった。

片「私、3番なんだけど、7番の人は?」

磯「……俺です」

……ドンマイ。

片「磯貝君」

片岡サンが磯貝クンに近付いた。

そして、

片「……一回しか言わないからよく聞いて、好きだよ。

っ〜〜〜〜!!!!」

磯「っ〜〜〜〜!!!!」

片岡サンは真っ赤になってうずくまり、磯貝クンはこれまた真っ赤になって棒立ち。

二人とも凄いダメージ受けてるな……。

そして、そんな二人はいつ気付くだろうか、

　
　
　
　

　
　
　

………皆が携帯で撮影していたことに。