カルマ大好きっ子ですが、なにか？【番外編】 (ページ3)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:6,743 hit

【番外編】　Merry Christmas＆Happy Birthday　≪2≫ ページ3

カルマサイド

夜7時くらいに帰って来た。

今日の収穫?良かったよ～～ｗｗｗ

カ「ただいま～」

貴「おかえり、カルマ」

カ「……どうしたの、その服」

今、輪廻が着ている服はサンタの服だった。

それだけなら不思議なことではないけど、輪廻のズボンはとても短かった。そして、その足はニーハイソックスで隠されていたけど、ズボンとソックスの間には完璧な絶対領域が出来ていた。

服は服でノースリーブだし、そこにアームカバーまでつけちゃってるから、もうかわいい女子にしか見えない……。

ため息をつきたくなったけど、我慢した。

……絶対にこの格好のまま一人で外に行かせないようにしよう。

貴「ああ。かわいいでしょ、この服。お父さんから送られてきたんだ～」

おじさん、何してんだよ。

どう考えても、これレディースでしょ。

貴「あっ!カルマのもあるよ。着る?」

着る?と聞きながら、輪廻は着て欲しそうにこっちを見ている。

カ「……着る」

貴「うん、分かった!!もう、カルマの部屋に服は置いてあるから!!」

根負けした……。ていうか、もとから着させる気だったんだな。

　
　
　
　
　
　
　
　
　
　
　

　
　

自分の部屋に行き、服を着替え、俺はリビングに向かった。

俺の服は、全然おかしくなかった。ていうか、ドンキとかでも売ってるようなやつだった。

いや、まあ、いいんだけど。いいんだけどさ。

カ「着てきたよ～」

そう言って、リビングのドアを開けたら、

貴「Merry Christmas！

そして、

Happy birthday!カルマ!!」

パンッ！

と言って、輪廻はクラッカーを鳴らした。

貴「今日はね、カルマのおばさんもおじさんも、ボクのお母さんもお父さんも来れないんだって…。

でも、せっかくのカルマの誕生日だし、クリスマスだから明るく、賑やかにしたいと思ってるんだ。

ただのボクの自己満足だけどね」

それでもいい？と聞いてくる輪廻。

　
　
　
　
　
　
　

カ「もちろん。文句の付けようがないよ。

ありがとう、輪廻」