【歌い手】席、どうぞ５【Eve】

3 昨日の話 ページ4

Aちゃんの寝顔を見てたら思い出した



昨日Aちゃんとの電話を切ったあとすぐにEveくんから電話が来た



「もしもし？」



Eve「もしもしSouちゃん？」



「なーにー」



Eve「相談が･･･あってさ」



「ん？」



言われることなんてわかってる



Eve「Aのことで」



だよね



「･･･うん、どした？」



Eve「最近全然かまってあげられなくて、話せないし会えないし一緒にいれないし」



2人とも同じこと考えてんのね



Eve「最近Aすごい素っ気ないしなんか...なんか飽きちゃったかなって」



「うん」



Eve「もし飽きられたと思うと僕もうどうすればいいかわかんなくて」



飽きられてないよ、



そう言いたかったけど、なんか言っちゃいけない気がした



「･･･うん」



Eve「どうすればいいかな、」



どうすれば______



「明日最終日なんだからそれ終わったら構えるでしょ？」



Eve「まあ、」



「だったら、明日ぎゅーーってしてあげれば？」



Eve「え、急にそんなこと」



「できないっていうのね」



Eve「え？」



「大丈夫だって。Eveくんなら大丈夫。Aちゃんなら大丈夫。絶対に大丈夫。」



Eve「なんでそう言えるの？」



「勘だよ」



Eve「なんか･･･Souちゃんらしいね」



「そうかな」



Eve「うんすごい」




って電話をしたんだった



だからEveくんがAちゃんに飽きてるわけがないんだけど･･･

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