カランコエの花言葉 壱【我妻善逸】

七話 ページ9

炭治郎くんに続いて私も自己紹介を始める。









「私は香月A！
助けてくれて、村の人達を守ってくれて、ありがとう」



善「俺は((伊「嘴平伊之助！ 誕生日は４月22日だ！！」ちょっとおお！！」








褌にそう書いてあった、得意げに話す猪頭の子。








伊之助くんの自己紹介が終わると、金髪の子が騒ぎだして、炭治郎がまあまあとその場を治めようとしている。









炭治郎くんの慣れた様子からこのわちゃわちゃ感が三人の通常運転なのだと分かる。









「ふふ。禰豆子ちゃん、賑やかで楽しい人達だね」



と、禰豆子ちゃんに話しかけていると先程騒いでいた金髪の子が歩いてきた。






善「うるさくしてごめんね。俺は我妻善逸！
よろしくねAちゃん！」


「善逸くんね！よろしく！
あ、善逸くんが私をここまで運んでくれたんだよね？ ありがとう」


善「あっ、う、うん！！」









何故か少し照れている善逸くん。
オーラがふわっと広がり、幸せの色になった。









不思議、こんなオーラの広がり方初めて見た…









炭「そうだA！少し聞きたいことがあるんだけど……いいか？」









緊張気味にそう言って、炭治郎くんは真面目な顔で、私を真っ直ぐ見た。

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