二話 ページ4
……人の気配がする。
顔を上げると、私と同い年くらいの三人の少年達と
目が合った。
隊服… この人達も鬼殺隊なんだ。
警戒を解いて微笑むと、先程までありとあらゆるものを崩壊していた竜巻が消える。
「…もう少し私が早くここにたどり着けていたら
この子の両親は死ぬことはなかっただろうし、
この子が鬼になることはなかったの。
……また守れなかったな。」
と私が言うと、少年達は憂いに満ちた瞳で私を見つめた。
きっと彼らも同じ思いをしたことが何度かあるのだろう。
炭「君は、」
「!!」
男の子が何か言いかけた時、強い殺気を感じた。
待って。この殺気、どこから…、 !!
「させないッ!!!」
炭「え、」
まだ鬼が残っていたなんて!
鬼は、木箱を大事そうに背負っている男の子…というかその“箱の中にいる子”を狙っているようだ。
咄嗟に男の子と鬼との間に滑り込む。
間に合え!!!
「ぐぁ……ッ!!」
嫌な音がして、何が鋭いものが私に突き刺さった。
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舞菜(プロフ) - タピ犬さん» そうなんですか!!ご縁があったのかもしれませんね^^ w (2020年2月2日 12時) (レス) id: bde7bf2a04 (このIDを非表示/違反報告)
タピ犬 - 最初設定を見た時苗字が私の名前とほぼ同じだったので、ビックリしましたw (2019年9月15日 18時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 素敵だなんて…ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とってもとっても素敵で面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください!めちゃくちゃ応援しています! (2019年8月20日 17時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - リンゴさん» 初コメありがとうございますすす!!! 更新お待たせしました!ありがとうございます!!これからも頑張ります^ ^ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞菜 | 作成日時:2019年8月12日 16時