検索窓
今日:11 hit、昨日:12 hit、合計:57,934 hit

二話 ページ4

……人の気配がする。









顔を上げると、私と同い年くらいの三人の少年達と
目が合った。









隊服… この人達も鬼殺隊なんだ。









警戒を解いて微笑むと、先程までありとあらゆるものを崩壊していた竜巻が消える。








「…もう少し私が早くここにたどり着けていたら
この子の両親は死ぬことはなかっただろうし、
この子が鬼になることはなかったの。

……また守れなかったな。」








と私が言うと、少年達は憂いに満ちた瞳で私を見つめた。




きっと彼らも同じ思いをしたことが何度かあるのだろう。







炭「君は、」



「!!」








男の子が何か言いかけた時、強い殺気を感じた。




待って。この殺気、どこから…、 !!








「させないッ!!!」



炭「え、」









まだ鬼が残っていたなんて!







鬼は、木箱を大事そうに背負っている男の子…というかその“箱の中にいる子”を狙っているようだ。








咄嗟に男の子と鬼との間に滑り込む。









間に合え!!!









「ぐぁ……ッ!!」









嫌な音がして、何が鋭いものが私に突き刺さった。

三話→←一話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.5/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
92人がお気に入り
設定タグ:鬼滅の刃 , 我妻善逸 , かまぼこ   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

舞菜(プロフ) - タピ犬さん» そうなんですか!!ご縁があったのかもしれませんね^^ w (2020年2月2日 12時) (レス) id: bde7bf2a04 (このIDを非表示/違反報告)
タピ犬 - 最初設定を見た時苗字が私の名前とほぼ同じだったので、ビックリしましたw (2019年9月15日 18時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 素敵だなんて…ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とってもとっても素敵で面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください!めちゃくちゃ応援しています! (2019年8月20日 17時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - リンゴさん» 初コメありがとうございますすす!!! 更新お待たせしました!ありがとうございます!!これからも頑張ります^ ^ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:舞菜 | 作成日時:2019年8月12日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。