二十四話 ページ28
私が二人に連れてこられたのは、大きな扉がついた山小屋。
小屋…というよりは蔵って言ったほうがしっくりくるかも。
「ここにお母さんが閉じ込められているのね?」
私がそう聞くと うんうんと首を縦にふる女の子達。
そっと蔵の扉を開けて中の様子を見る。
わ、真っ暗ー…
私暗いところ苦手なん_____
ドンッ
「っえ、」
女の子達に思いっきり押され、よろめいて蔵の中へ入ると、素早く扉を閉められ鍵までかけられた。
「く、暗い…!! 開けて!!!!」
「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい…」
善逸のように騒ぎ立てる私に、女の子達は謝り続けた。
私は冗談とかそういうのではなく、本当に暗いところが苦手なのである。
今までオーラに頼って生きてきた私。
それが、暗いところだと目が利かなくなって、色を見ることができない。
相手が何を考えているのか見えないのが私にとって最大の恐怖なんだ。
鬼「…来たか」
「ひっ!!」
鬼!!?
全然気づかなかった!
鬼「君が現影が言っていた稀血の子かぁ」
ありかげ……?
他の鬼の名前かな
「わっ何?!」
私の手を、足を、そして首のあたりを何かが歩いてる気がする。
そういえば羽音みたいなのがさっきから聞こえているような……
ねぇ、もしかして。
この蔵の中、虫だらけとかないよね?
もしかしてまた虫の姿した鬼なの?
善逸たちと初めて会った時も虫の鬼だった。
蜘蛛の姿の鬼もいたのだと炭治郎が言っていた。
そして、善逸はその鬼と戦いで蜘蛛になりかけたのだとか。
私もそうなるの……?
え、いやだよ
いやだ!!!!!
「ふっとばしてあげる……
虫も、暗闇も、この蔵ごと全部!!!
天津風の呼吸 弐ノ型 大鎌鼬ノ舞 ___」
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舞菜(プロフ) - タピ犬さん» そうなんですか!!ご縁があったのかもしれませんね^^ w (2020年2月2日 12時) (レス) id: bde7bf2a04 (このIDを非表示/違反報告)
タピ犬 - 最初設定を見た時苗字が私の名前とほぼ同じだったので、ビックリしましたw (2019年9月15日 18時) (レス) id: 5bc6cb2cde (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - ただのアニメ好き☆さん» 素敵だなんて…ありがとうございます!これからも更新頑張ります! (2019年8月20日 18時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)
ただのアニメ好き☆(プロフ) - お話とってもとっても素敵で面白いです!体調に気をつけて更新頑張ってください!めちゃくちゃ応援しています! (2019年8月20日 17時) (レス) id: 4ee9350697 (このIDを非表示/違反報告)
舞菜(プロフ) - リンゴさん» 初コメありがとうございますすす!!! 更新お待たせしました!ありがとうございます!!これからも頑張ります^ ^ (2019年8月14日 23時) (レス) id: 1e7a191f2a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:舞菜 | 作成日時:2019年8月12日 16時