カランコエの花言葉 壱【我妻善逸】

十三話 ページ17

【善逸】




あの猪頭ぁあぁぁ！！！！！！！








なにあの空間！！！
なに二人でホワホワしちゃってんのさ！！！



Aちゃんさらっと美人さんとか言っちゃってるし！









分かってるよ！
折角話しかけてくれたのに、逃げた俺が悪いんでしょ！？！！









でもさ！！









いきなり背後から気になってる子が話しかけてきたらびっくりするじゃんね？！


うん、炭治郎でもびっくりするよ！多分！！！













…あとさ、いっつも思うけど、
なんで俺だけ善逸"くん"呼びなわけ？！！






めっちゃ寂しいんだけど！！









あぁぁああぁ、もう！！









『えっとね、うん。いる……かな』


『優しくて強くて…あと、一緒にいて楽しくて。可愛い人かな！』


・


・


・

いや、どう考えても俺じゃないじゃん…
かわいいとはよく言われるけど。









どうしたら振り向いてもらえるだろう。
どうしたら好きになってもらえる…？









…。









善「もぉおぉ！！禰豆子ちゃんんん！！俺を癒してー！」


禰「！？」


炭「あっ！善逸！！禰豆子が嫌がってるだろ！」


善「イヤァアァア！！」









ねぇ、Aちゃん。

俺さ、もしかしたら君のこと………

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