呪術高専でカフェをはじめました【第三章】

癒しの時間【108】 ページ28

五条『へぇ…』



私の顔を見て不敵に笑う五条さん

そんな彼を睨むとその蒼い瞳が鋭くなる



五条『気になるならお前の手で

聞き出してみたらどうだ？

10秒やる

ほら試してみろよ』



A『本当に困った男ね…いいわ』



私は男の顔に触れるとその唇を奪う

彼の全てを支配するかのように…



五条『はっ…』



A『ん…っ…』



お互いの吐息だけが空間に響き

それがふたりの欲を昂らせる

私は五条さんの唇を解放すると

彼の首筋にキスを落とし舌を這わせた



五条『……っ』



声を押し殺し堪える男…

その様子を見た私は容赦なく攻め立てていく

彼の下半身に触れると

とうとう男の支配欲に火をつけてしまったのか

五条さんは起き上がると私の体を乱暴にベッドに押し倒す




A『痛っ』




五条『ここまでだ

A…

お前はこうして俺の下で快楽に溺れ求めればいい』




A『それではつまらないじゃない

貴方はそんなに私を…』



五条『黙れ…』




五条さんは私の言葉を塞ぐように

キスをすると快楽で縛るように私の身体を求める

相変わらず乱暴な彼に翻弄されてしまうが

その妖艶な姿を見れば突き放す事なんて出来ない



A『もう…だめ…っ』



五条『………っ』



彼に攻め立てられ

私が快楽に果てベッドに倒れ込むと

五条さんは満足そうに笑みを浮かべる

そんな男の表情を最後に私は眠りについた…

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