呪術高専でカフェをはじめました【第三章】

癒しの時間【96】 ページ16

私は御守りを使って

一度五条さんの自宅に戻ると

自室から装飾品が入った箱を持ち

カフェへと戻ると中から物を取り出し

店内の雰囲気を変えていく

女性らしい空間を作る為

華やかで気品あるロイヤルスタイルに

店内を染めると美しいお花を飾っていく




A『いいんじゃないかしら！

レディーたち喜んでくれるといいわね

さて次はお料理ね…』




私は冷蔵庫から食材を取り出し

繊細なお料理を作っていくと

アフタヌーンティースタンドに綺麗に盛り付けていった

時間を確認するとディナー時間まで後5分…




A『ギリギリ間に合ったわね

あとはレディーたちが来てくれれば…』



私は最終確認をし入り口の鍵を解除すると

今夜貸切札を掛ける



A『これでよしと！

それにしても夏油さん帰って来ないわね…』




未だに戻って来ない夏油さんを気にしていると

チリンと音が鳴りドアが開く

そこにはドレスアップしたレディーたちが…

みんなとても美しい




A『いらっしゃいませ、レディーたち

お待ちしておりましたよ！』



新田『Aさ〜ん！来たっすよ！

おおっ、すごいっすね！』



釘崎『こんばんは！ってかわいいい♡』



真希『A、来たぜ

何時もとカフェの雰囲気が違くないか？』



家入『これはまた…A

あんた本当すごいね』



冥冥『ふふふっ、さすが私のA…』



A『皆さんのイメージに合わせて

華やかで美しい空間にしてみましたよ！

今夜はどうぞごゆっくりとお過ごし下さいませ

さ、レディーたちお掛けになって下さいね』



私がそう言うとみんな席に座った



A『では美しいレディーたちに

私が考えたカクテルを…』



シェーカーを取り出し

幾つもの種類のお酒や果実を中に入れ振る

ある程度合わさるとカクテルグラスに注ぎ

家入さんと冥冥さんにお酒入りを…

明ちゃん、野薔薇ちゃん、真希ちゃんには

お酒が入っていないのをそれぞれの前に置いた



冥冥『へぇ…綺麗じゃないか』



A『ありがとうございます

そちらのカクテルはスカーレットといいます

皆様の美しさや艶やかさをイメージしております

飲み口には刺激を…

それは内に秘める女性の強さを表現しています

さ、どうぞ召し上がって下さいませ』




女性たちは私の説明を聞き感動している

そしてグラスに口を付け飲み始めた…

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