魔法にかけられて【33】 ページ8
リリア『さて始めるとしよう』
彼の威厳ある声に周りの生徒さんたちは驚くと
即座にノートを開いた
貴女『ではこれより座学を始めます
皆さんに基礎の基礎から覚えて頂きますが
まずは戦闘において必要な心構えについてから…』
私はそう言うと話術を活かし分かりやすく説明していく
大事なポイントになる事は黒板へと書いていった
真剣な表情でひとつも漏らさないように
ノートに記入していく生徒たち
貴女『以上が戦闘においての必要な心構えとなります…
何か分からない事はあるかしら？』
マレウス『いや、ないな
お前の説明はとても分かりやすい』
リリア『マレウスの言う通りじゃ
さすがじゃのう』
ヴィル『まぁ、最初の授業でもあるし
この程度なら造作もないわね』
トレイ『ははっ、ヴィルは手厳しいな
だが他の生徒たちも理解したようだし問題はなさそうだ』
貴女『ありがとうございます
ご理解頂けたようで嬉しいです
些細な事でも構いません….分からない事があれば
何時でも聞きに来て下さいね』
生徒たち『はい！！分かりました！！』
貴女『さ、今日はここまでにしましょう
しっかり復習はしておいて下さいね』
そう言うと先程まで静かだった教室が賑やかになり始め
タイミング良く授業の終わりを知らせる鐘が鳴った
貴女『あら、グットタイミングね
ではこれで授業は終わりになります』
生徒たち『ありがとうございましたー！！』
お辞儀をし、お礼を言う生徒さんたち
そして次々と教室から出て行った
マレウス『終わったか…
では僕も失礼するとしよう…リリア』
リリア『分かっておる
美女よ、また会おうぞ』
トレイ『もう昼か…まずは昼食を取るか
俺はハーツラビュル寮に戻るよ』
ヴィル『あら、行ってしまったわね
アタシも寮に戻ろうかしら…
アンタはこの後どうするの？
良かったらポムフィオーレに来てはどうかしら
貴女に改めて紹介したい人がいるのよ』
ヴィルさんは私を見てそう聞いた
貴女『ヴィルさんのお誘いはとても嬉しいけど
また次回にしておくわ
家が気になるのよ…あれから戻ってないし』
ヴィル『なるほど…
大丈夫だとは思うけど分かったわ
何かあれば何時でもアタシに言いなさいね
では、失礼するわ』
貴女『ありがとうございます』
私は彼らを見送ると黒板を綺麗にし
誰も居ないのを確認すると部屋から出る
そして自宅がある中庭へと向かった
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妖艶(プロフ) - たろ。さん» 確認しました！私でも気づかなかった誤字をご報告下さりありがとうございました！たろ様の瞳はマーベラスです･̑◡･̑ (2022年1月21日 21時) (
レス) id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 妖艶さん» 29話の夢主のセリフが一部サムさんでした！ (2022年1月21日 21時) (レス) @page4 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
妖艶(プロフ) - たろ。さん» たろ様、初めまして。コメントを頂き光栄に思います…また夢主を気に入って下さり嬉しいです!またサムさんの件で何か誤字があったのかと焦り、小説を確認しましたが問題はなく、もしかして口調がルークぽいからですか？どちらにせよ笑って頂けて嬉しゅうごさいます´∀｀ (2022年1月21日 21時) (レス) @page9 id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 途中サムさんが一人二役してるとこあって笑っちゃいましたw夢主理想的な女性すぎる… (2022年1月21日 19時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - はい^_^ (2021年11月17日 19時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妖艶 | 作成日時：2021年7月18日 18時
