魔法にかけられて【31】 ページ6
貴女『あらヴィルさん
そしてマレウスさんも…
私の初授業にふたりがいるだなんて驚いたわ』
ヴィル『アタシもまさかとは思ったわよ
だけど光栄だわ
アンタの授業をこうして受けられるんだから
そんな事より聞いて
この男ったら張り切り過ぎてこの教室に
誰よりも早く来て不気味な笑みを浮かべていたのよ？』
ヴィルさんは呆れながら視線をマレウスさんに向ける
マレウス『シェーンハイト…
不気味とは失礼だな
僕はただ彼女の…』
ヴィル『はいはい、分かったわよ
さ、授業を始めましょう
アンタ、アタシを失望させないでちょうだいね？』
貴女『ええ、ヴィルさん分かったわ
では皆さん授業の前に出席を取りますね』
私は教壇に立つと生徒ひとりひとりの出席を取る
名前を呼ぶ度に爽やかな笑顔と共に
元気な声で返事をしてくれる
そんな生徒たちの姿が愛しく感じ、つい笑みが溢れてしまう
貴女『皆さん、ちゃんと出席しているようですね
では授業を始めます
まずわたくしの授業では教科書等は使いません』
生徒たち『！！』
貴女『驚かれるのも無理はありませんね…
ですが理由がちゃんとありますので説明します
まずわたくしの授業は大きく分けて３つの事をします
1・座学 2・模擬戦闘 3・実戦 以上です』
生徒たち『おぉ…すげぇ』
マレウス『ほぉ…興味深いな』
ヴィル『随分とシンプルね
詳しく説明をお願い』
貴女『勿論です
今の言い方ですと仰る通りシンプルに聞こえますが
実際にやる事は皆さんにとって
非常に過酷なものになるかと思います
まず座学では戦闘による知識をお教えしますので
それをノートに記入して下さい
それが終わりましたら次の模擬戦闘へと移ります
言葉通り模擬になりますので
そこで実際に武器を使って身体を動かしてもらい
ある程度こなせる様になりましたら
映像による敵になりますが戦闘を行います
最後の実戦では
敵地へと向かってもらい本物の敵を殺してもらいます』
そう説明すると生徒たちの表情が強張る
怯える者、恐怖する者、不安を抱く者それぞれだ…
ヴィル『確かに想像以上の授業になりそうね…』
マレウス『だが必要な事なのだろう
今の魔法界ではな
何時の時代も争いか……愚かな』
貴女『マレウスさんの仰る通りです
今この世界ではそれだけ身近に危険が迫っているという事
ですが始めにもお伝えしていますが
わたくしが皆様を必ず守ります』
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妖艶(プロフ) - たろ。さん» 確認しました！私でも気づかなかった誤字をご報告下さりありがとうございました！たろ様の瞳はマーベラスです･̑◡･̑ (2022年1月21日 21時) (
レス) id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 妖艶さん» 29話の夢主のセリフが一部サムさんでした！ (2022年1月21日 21時) (レス) @page4 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
妖艶(プロフ) - たろ。さん» たろ様、初めまして。コメントを頂き光栄に思います…また夢主を気に入って下さり嬉しいです!またサムさんの件で何か誤字があったのかと焦り、小説を確認しましたが問題はなく、もしかして口調がルークぽいからですか？どちらにせよ笑って頂けて嬉しゅうごさいます´∀｀ (2022年1月21日 21時) (レス) @page9 id: 5c369f111f (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 途中サムさんが一人二役してるとこあって笑っちゃいましたw夢主理想的な女性すぎる… (2022年1月21日 19時) (レス) @page9 id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
舞(プロフ) - はい^_^ (2021年11月17日 19時) (レス) id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：妖艶 | 作成日時：2021年7月18日 18時
