三好さんと榎本くんの恋愛事情。 (ページ1)

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三好さんと榎本くんページ1

私には友達がいる。優しくて穏やかでいつも私を待っててくれるそんな……友達が………

っているわけないだろ！
あ、改めて……私は「三好遥」名前に合わない高身長女子だ。そんな私には幼馴染みがいる。

そいつは……

「榎本！」

「なんだよ？三好。」

そいつは「榎本茉日」私の小学校1年からの同級生だ。

「観たい映画があるんよ～！一緒に見に行かない？」

「またかよっ！あのなぁ～三好……人の財布のことも考えろよ！お前のせいで今月も金欠………」

「えぇ～！じゃあ、しょうがないか……お金貯まるまで待ってあげよう！」

私達は似ている。そんなふうに思いながらこの8年間思っていた。

それと同時に……俺たちは見て見ぬ振りをした……この感情を。

「よっ！三好！」

「ちょ、いきなり背中叩くなよ～いったいなぁ」

「いいだろ別に、驚かすためにやったんだからな！」

「調子乗りやがって！」

「おお～朝からお熱いですなぁ～」

「あっ！志麻ちゃん！おはよぉ～って熱くない！」

「はよ～夏目～。てか、俺らそんな関係じゃないからw」

「じゃあどんな関係なんですか！」

「う～ん……友達？……親友？……幼馴染み……？」

「よくわかんない！」

「はやっ！もうちょっと考えようよ………！」

「う～ん………やっぱり……友達……かなぁ……」

「まぁそんな感じだ」

「へ、へぇ……てか、今更感凄いけどあんた達ってどのくらい一緒にいるの？」

「1年生からクラスは離れたことないよねぇ～たしか……そうだったような……ね！榎本」

「たしかに……」

「じゃあ、今中学３年生だから7年ってこと？」

「うん！」

「それでその仲か………お前らもう付き合えば？」

「は？」

「えっ？ちょ、志麻ちゃん！そんなんじゃないから！」

「そうだぞ！それに今まで三好のこと恋愛対象としてみてないから！」

「そんな必死になんなって……わかったから！もう！うるさいなぁ～……とりあえず早く教室行こ。暑い。」

「は、はーい」

「うん」

私達はまだ気づいていなかったんだ……この時は……ずっとこの時間が続くと思ってたから……

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こんちゃーす！楠木にちかです！
えーと………はじめての投稿で……緊張してます………文おかしいかもだけど…これからも宜しくお願いします！