まさカノ・・・【END】 ページ6
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みんなにもキュンってするけど
胸キュン100ポイントはやっぱり雅紀
終電はとっくになくて私を誘う時は
「寒くない？
ね...今日ウチ来るでしょ」
上着を私に掛けてくれて
急に人恋しい目を私に向けるの
ふだんはガチャガチャしてるけどそれは照れ隠しもあって
すごく優しくて、一緒の時はいつもリードしてくれる
私を楽しませてくれようとしてるんだけど
あんまり気を遣わないでいいの、雅紀と一緒にいるだけで幸せだから
「ね、シメに唐揚げとラーメンであったまろ？」
こんなこと言えるのも雅紀だから
「いいねっ！俺もそー思ってた！」
ニッコニコの雅紀
こうでなくちゃ
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満腹で満足して雅紀のマンションに着いたら
「あ、れ...？」
庭の暗がりにピッタリ身体を寄せ合い、腕を組んで歩く若い男性2人
「え？//え？」
思わず雅紀と顔を見合わせた
「酔っ払ってんじゃない？だよ、きっと」
焦ったように言う雅紀
「2人ともしっかり歩いてるのに？
それになんか恋人って寄り添い方じゃない？」
少し背の高いほうがもう一人の髪に口づける
「わっ//」
「え？//」
ドキドキした
男どうしのそんな感じ...初めて見た
深夜2時、こんな時間だから大胆なの？って思ったら
エントランス近くになると明るさに気づいて離れる2人
!！
顔...！
「ウッソ！しょーちゃんと潤くん？！」
「...！松本さんと櫻井さん？！」
腕組みとか髪に口づけとか！
松本さん、仕事での対櫻井は何よ！どんだけツンデレ？
「あっちゃ〜
引越した先ってウチのマンション？てか、あの2人...！」
「そうみたい...」
「Aちゃん、このことは多言無用ね！」
「それ言うなら他言無用でしょ」
「そう、ソレ！」
2人がエントランスに消えてエレベーターに乗るまで
「ぶぇっくし！」
「ハナ飛んだんですけど！」
植え込みに隠れてガン見していた
【END】
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