【ハイキュー】媚び売ってなんぼ 2【稲荷崎】

６９、親切心 ページ33

先生が面談室に戻ったのを確認して小声で話す

『先輩ら何してるんですか。暇ですか』

治「心配で来てやったて言うてるやろ」

『本音は？』

角「こんな面白そうなの見過ごせないじゃん」

でしょうね


ドアの向こうで聞こえるやり取りに耳を澄ます

「あなたのスマホに盗撮写真は残ってるしアカウントも投稿も残ってますけど」
「証言も取れています」

教頭、校長に詰められて焦ってる声が聞こえる

「なっ、それは、、」
「でもこれはちがう！こんなサイト知らんもん！」

あーあ、否定すればするほど見苦しく見えるで
あんたらもともと信頼も評価も低いのに。

日頃の行いと積み重ねやで、私との扱いの差は。
って今さら遅いか。

治「ニヤけ面抑えきれてへんで」

そりゃあね。


「でもこれあなたらですよね。どう説明するんですか。個人情報も写真も出てるんやで」

「てかこんなのどこで、、」

「匿名で通報がきました」

「！！？」


え、通報？もちろん私！
わざわざページ印刷して隣の市から郵送で送ってんで？

銀「Aさらに悪い顔してんな、、」

侑「お前まさか、、」

『はい！人にそんな噂立てるくらいやし、自分らがしたいんかなーって思ってサイト登録しといてあげました！』

角「うっわ、、」

７０、終いに→←６８、覚悟しろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す