【ハイキュー】媚び売ってなんぼ 2【稲荷崎】

５３、対処 ページ15

侑「なんとか言えや。耳ついてへんのか」

うーわ、こっわ。圧強すぎや
この子ら泣いてるやんもう


ここで騒ぎを大きくされるほうが迷惑やし、この人が問題起こして停部にでもなったら困る



私はツムさんの真後ろに移動して手を構えた

『ツムさん』


侑「ああ！？‥‥‥‥あっ、ちょ、やめっww」


後ろから手を入れてツムさんの横腹をこちょこちょしてる

ツムさんは身を捩りながら笑い出す

侑「っっww。いやほんまやめww、、、急になんやねん！」

『落ち着いてください』


やっといつものツムさんに戻った


次は困惑してる女の子らに向かって、にっこお、と笑顔をうかべる。

目尻は下げて、口は開かずに口端だけ持ち上げる。余裕と嫌味の混ざった笑みを意識。

『ごめんなぁ、うちのツムさんが睨んでもうて。私から言うとくから許したってください』

な？とツムさんの腕を掴んでみせる

侑「‥は？」

『あっ！ツムさん、そろそろ行かな北さんに怒られますよ！早よ一緒に行きましょ！ほな失礼します〜』

背中を向けて、腕は組んだままツムさんを引っ張るように歩き出す

背中に嫉妬と驚きの視線を感じる

あー、ビブス洗濯しに戻るんは後ででいいか

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