【ハイキュー】媚び売ってなんぼ 2【稲荷崎】

５０、仲裁 ページ11

侑「わざとちゃう言うてるやんけ！」

治「はぁ！？あれがわざとやなかったらド下手くやな！」

侑「なんやと！超ド下手くそにド下手くそ言われたないわ！！」


『何したんですかあれ』

ドリンク補充に行ってる間になんかおもろいことになってるんやけど。

銀「侑が治にボールぶつけてん。おいこら、二人ともいい加減にせえや！」


3年生は授業で練習遅れる日やのに。いや、3年生おらんからこそこんなになってんのか。

取っ組みあっての喧嘩って小学生以外で初めて見たわ。

『角名さんは止めないんですか？』

必死に止めようとする銀さんらと反対にスマホを片手にほくそ笑む角名さん

角「俺じゃ止めれないし。それにおもしろいじゃん」

『同感です。どっち勝つか賭けません？』

角「いいよ」

『私はどっちも北さんに怒られるに全賭け』

角「ずる。俺もそれだわ」

銀「呑気なこと言うてんとお前らも手伝うてくれ！」


『はーい。あーー、二人ともー、私のために争わないでーー』

侑「関係ないやつはだまっとれ！」

『だめっぽいです』

銀「なんでそれでいけると思ってん」

角「せめて棒読みやめな？」


あっ、そろそろ、、


『‥‥っ北さん！お疲れ様です！！』

治「なっ、北さん？！」

侑「ちゃうんですこれは、、、ってあれ？おらんやないか！」

北さんの力強大か
ばれて困るんやったら最初からやらかんかったらええのに


侑「Aなんで嘘つくねん！」

『これが一番止めれるかなって』

それに嘘ってわけではない


北「‥お前ら練習せんと何してんねん」

治「き、きたさん！」

侑「っほんまもんや」


即座に正座して大きい背中を丸めてる宮ンズ。
北さんの視線が冷ややかすぎる。


銀「Aなんで分かったんや？北さんが来てるって」

『聞こえてる吹奏楽部の演奏が変わったんで』

銀「？」

吹奏楽部の3年生が合流したと踏んだ。
だとすると時間的にこっちの3年生も着替え終わる頃やから。

銀「‥たまに怖いなAって」

番外編、ほぼ実話→←４９、雪かな

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