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遠回りな恋 〜雅紀side ページ22
雅：「ねね、翔ちゃん。ほんとにあった！三度目の正直！」
突然話しかけたオレに
一瞬翔ちゃんは、はぁ？って顔したけど
翔：「あ…なんだっけ？東京タワーのコ？」
雅：「そうそう。でね、昨日ご飯食べ行った」
翔：「ふうん。そっか。で、何してるコなの？」
雅：「それがね、カウンセラーだって。すごくない？
って、何がすごいのか、よくわかんないけど」
自分で言ってから、おかしくなって笑う
つられて笑う翔ちゃんに、オレが今までの出来事を話してると
隣で話を聞いてたニノが口を挟む
和：「で？ 結局、結論は？
昨日は、相葉さんは送りオオカミなったの？」
雅：「オオカミ？…えっ、そんな。 なってないよっ」
和：「なーんだか。
ずいぶん進展のない恋してんじゃないすか？
そんなさ、好きだと思ったら、好きってパッと言わないと」
そんなもんかな…
雅：「だって、オレ、自分の気持ち、そんなすぐわかんないもん」
和：「だったら、あなたがカウンセリングしてもらえばいいんじゃない？」
ニノにばっさりと言われて、ちょっとムッとする。
雅：「いーのっ。オレはゆっくり好きになってくタイプなのっ」
和：「なーんだ。やっぱりあなたは…羊さん…でしたか」
アクビをしながら呟くニノ
そんなニノを見て、翔さんは優しい顔で笑うと、言った
翔：「大丈夫だよ、相葉ちゃん。
前回よりは、確実に、進展してる」
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ラッキーアイテム
革ベルト
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