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「あそぼ」 〜あなたside ページ15
と。突然。
相葉さんが大きな声を出す。
雅：「Aちゃん。
今日、あっついねえ」
よく見ると、額には大粒の汗。
私が返したタオルを顔に当てて
ふふふっと笑ってる
雅：「あー。いいにおい。
Aちゃんちの洗剤の…におい…だ」
思わず私も笑ってしまい。
突如、真剣な声で、相葉さんが切り出す。
雅：「ね、Aちゃん」
A：「はい」
つられて私も、真面目に返事する
雅：「もしよかったらさ
今度、オレと遊ばない？」
え？…遊ぶ？
どういう意味？
最初から『遊び』だよ、オレは。っていう宣言？
思わず訝しげな顔してしまった私に
相葉さんは慌てたように手をふる
雅：「あ、遊ぶってへんな意味じゃないよ？
こんど、一緒にご飯でもどうかなーって。
オレ、こんな、偶然にとかじゃなくて
もっかいAちゃんに…会いたい…なあって」
.
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