今日:16 hit、昨日:0 hit、合計:198,689 hit
小｜中｜大
現実 〜あなたside ページ13
先輩に誘われてご飯に出かけた帰り道
なぜか道に立ってる相葉さんのことを
私はすぐに見つけてしまった
なんでだろ
それまでは、テレビで見ても
名前を知ってる程度で
嵐のひと、とか、動物が好きな人
くらいの認識しかなかったのに
一度、本当は二度…みたいだけど
偶然会っただけで、なんでかな
こんなに、ドキドキして
つい、声をかけてしまった
相葉さんは、すごく驚いた顔をしてたけど
優しい顔で笑ってくれたから、私はホッとする
そして、その口から発せられる私の名前
『Aちゃん？』
どうして？…覚えてくれてるの…
慌てて挨拶をしたけど
声をかけてしまった理由が…ない
急いで言う
A：「タオル、お返ししないと」
本当はね、ずっと持っておきたいって気持ちもあった
あの、相葉さんに会った夜の思い出に
たぶん、公園から一緒に歩いた5分ほどの間に
私は彼のステキな笑顔に
…ちょっと恋をしてしまったから
けど。
雅：「えっ、いいよ、別に返さなくて。持っててよ」
なんて、即座に言われてしまい。
少し俯いた相葉さんの
キャップにメガネという姿を見つめて気づく
そっか。この人は遠い世界の人だった…
人懐こい笑顔で笑うから
ちょっと…忘れかけてた
そっか。そうだよね。
もう、こんな、知らない女の子と
関わりたくないよね
少し…現実を知る
.
隠せないときめき 〜あなたside→←キレイだ 〜雅紀side
ラッキーアイテム
革ベルト
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 118人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
