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伊吹｢九ちゃん本当にこんなところにAちゃんのお友達いるの？｣
｢はい、自分も初めはその反応でした。行きますよ｣
階段を降りお店の扉を開ける。
ムー｢あれ？九重くんじゃない。Aは？｣
｢お久しぶりです。今日は仕事出来ました…。名字さんの大学時代の話を聞かせてください｣
名字さんの身に起こっていることを説明する。
ムー｢Aが？…そんな、なんで｣
志摩｢犯人は復讐だって…それに今ナウチューブで生配信もされてます…｣
傷だらけで横たわる名字さんを見て目を背ける。
｢犯人は、名字さんのことをコネで国家試験に合格したって言ってたんです。俺より成績が悪かったのにって｣
ムー｢…分からないわ。そういう事を言う男は何人もいたから。合格がわかったと同時に手のひらを返すやつもいた。親に門前払いで認めて貰えなかったのもあるけど、A友達だった人達にも心無いこと言われてたから…だから…｣
涙ぐむムーさん。
｢必ず、名字さんを助けます。どんな些細な事でもいいです思い出したら教えてください｣
ムー｢…わからないわ…多すぎて。ごめんなさい｣
｢…いえ、ありがとうございました｣
店を出て、車に向かう。
伊吹｢なんで、誰もAちゃんの努力認めてあげられねえんだよ｣
志摩｢…誰にでもある嫉妬が、警視総監の娘の名字に向けられたんだ｣
もし自分が、国家試験に落ちていたらそうだったかもしれない。
そんなことを考えてると陣馬さんの電話がなる。
陣馬｢はぁ？！九重！生配信つけろ！｣
陣馬さんの声で急いでナウチューブを開く。
知らないうちに視聴者数が1000任を超えていた。
西田｢1000人突破したので、記念に名字さん起こしてみようか…どうやって起こしてみようか｣
気を失っていた名字さんの元に犯人が向かう。
西田｢起きて名字さん｣
『う！』
足で名字さんの腹を蹴り起こす。
『…なに？』
西田｢視聴者の皆さんに挨拶してよ｣
『やめて！』
顔を持ち上げられてカメラに向かわせられる。
西田｢名字さんは、どんな悪いことしたの？教えてよ｣
『何もしてない！離して！』
西田｢嘘はダメだよ！｣
ガツンっと、音と同時に殴られる名字さん。
伊吹｢こいつ！｣
画面越し出みてるしかできない無力な自分たち。
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にる(プロフ) - めろんぱんさん» コメントありがとうございます！コメントいただけると励みになります！引き続き宜しくお願い致します！ (2020年9月19日 22時) (
レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - ほんっとに大好きです更新待ってますね！ (2020年9月19日 19時) (レス) id: 7f8d6bcdd4 (このIDを非表示/違反報告)
にる(プロフ) - 田端さん» ありがとうございます！引き続き作品よろしくお願いします(^^) (2020年9月18日 8時) (レス) id: 6400c0deab (このIDを非表示/違反報告)
田端 - 犬猿の仲だけど心を開きつつある、そんな2人がこれからどうなっていくのか楽しみで仕方ないです。更新頑張ってください！！！！！！！応援してます！！！ (2020年9月18日 7時) (レス) id: 12808757ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：にる | 作成日時：2020年9月15日 12時
