422.もう一回 ページ25
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「ごめん、ナナ。迷惑掛けたわ。休憩中だったよな、時間大丈夫？」
やっとみんなが落ち着いて、起き上がったところで。『SuperChanger』リーダーのドンヨル兄さんが私にそう言った。それに私は笑いながら首を振る。
「や、全然大丈夫です。グヨン先生と話してたらだいぶ時間使っちゃったし、もう変わらないです。セマネのみんなにもナナはもっと休む時間取ってって口酸っぱく言われてたので、ちょうど良かったかなーって。俺が居なくても練習は進むだろうし、何かあったら誰かしら探しに来ると思うので」
「マジでマザーテレサ……」
「ドンヨル兄さんも何言ってるんですか」
「本当に感謝してるってことだよ」
苦笑いをもらす私に、ドンヨル兄さんはくしゃっとした笑顔を見せる。
「それはそうと、みんな……ミンジュン兄さんがご迷惑をお掛けしました……？」
改めて『SuperChanger』のみんなにそう言うと、ヒョンビンが「いやっ、ナナ兄さんが謝ることじゃ……！」と首を振った。
「……でも、ちょっとだけ言わせてもらっていいですか？」
「うん？ いいよ」
「……ミンジュンさん、本当に、めちゃくちゃ厳しくないですか……？ 実はトレーナーが本職だったりします……？？」
「……なんか……本当にごめんね……」
つい深いため息をつく私に、ヒョンビンは焦りながら「いや、本当に謝らないでください！」と声を上げて。
「怖さで言ったら全然グヨン先生のが怖かったですし！ でも、グヨン先生と違ってミンジュンさんは笑顔で容赦なかったというか……笑顔で『もう一回』って何度も踊り直されました。隣のグヨン先生がまだやる？って感じでちょっと引いてるくらいに……」
「ああ……めちゃくちゃ想像つく……俺も昔そうだったから……。ヘタクソ！ ここをもっとこうしろ！ それじゃもう一回！ って感じでミンジュン兄さんが満足するまで何度もやらされたなあ……」
「ナナ兄さんもそうだったんですね……」
「うん……ミンジュン兄さんの『もう一回』がちゃんともう一回だったこと、一度もないんだよね……」
ゲームでも、こういう練習でもそうだ。つい遠い目をする私に、ヒョンビンが「ハンビン兄さんと一緒ですね」と苦笑いした。
そうか、ヒョンビンはグループバトルの時に『Hot Source』Kチームでパクビンと一緒だったから、パクビンのスパルタ指導を受けていたはずで。同じグループだったジフとドハも、同意するように頷いていた。
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アップルパイ(プロフ) - Rさん» いつもありがとうございます！ 久しぶりの更新になってしまい申し訳ないです🥲 また早めに更新できるように頑張るのぜひ楽しみにしていただけたら幸いです……！🙇🏻♀️՞ (1月9日 10時) (
レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
R - いつも楽しく読ませて頂いています！更新楽しみに待ってます！ (1月8日 2時) (レス) id: 0e71c92fc7 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - おーるいんさん» こちらこそ読んでいただきありがとうございます！ そう言って貰えると更新する活力になります〜！ これからもソンハンビンくんたくさん出てくると思うので、楽しみにして貰えたら嬉しいです☺️ (12月9日 0時) (レス) id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
おーるいん - 忙しい中更新ありがとうございます！めちゃくちゃ大好きなお話で、毎回とっても楽しみに待ってます！ハンビンのストーリー多くて嬉しいです^_^ (12月3日 8時) (レス) @page13 id: 50f65acc84 (このIDを非表示/違反報告)
アップルパイ(プロフ) - abcdさん» ありがとうございます！ 展開がゆっくりな分、なるべく更新は早くできるように頑張ります！ これからも楽しんで頂けたら幸いです🙌 (12月2日 1時) (レス) @page14 id: a55c9bddea (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アップルパイ | 作成日時：2023年11月28日 15時
