没個性の魔法使い4【ヒロアカ】 (ページ29)

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林間合宿《ここに来てまで鬼ごっこ！？》ページ29

三日目

『ﾌｧ～......言わなきゃ良かったなー。寝ぼけて変なこと言ってしまったし....』

爆豪くんに怒られたらそれこそ怖いなー

秋「おはよう。A組、B組揃ったわね」

今日はA組、B組全員揃ってる。何かやるのかな？
合同練習？

ブラド「今日は鬼ごっこをしてもらう」

「「「「鬼ごっこ！？」」」」

秋「そう。鬼は41人で逃げるのは.......Aよ」

へ？聞き間違いかな？

『私が逃げるんですか？』

秋「そうよ」

ｷﾞﾗ
『ﾋｨｨ』

皆の目が怖い！まるで飢えた獣の目

拳藤「鬼41人で逃げる人1人ってずるくないですか？」

相澤「確かにそう思うが........黒崎の身体能力は化け物だ」

化け物って......

秋「それにAはみんながどこにいるのかAにとっては目をつぶってでもわかるわよ」

芦戸「前回は捕まえられる側だったけど今回は捕まえる側だ！！」

怖いな.....

『逃げる側と鬼は何してもいいんですか？』

秋「もちろん！先に捕まえた組は..........肉じゃがの肉増量なんてどうかしら？」

肉じゃがの肉増量！？

「うぉぉ！やってやるぜ！」
「じゃがではなく肉じゃがに！！」

男子達が凄いやる気だ。何があった！？

秋「それじゃあA、先に行きなさい」

『はっはい』ﾀｯﾀｯ

とりあえず走ってみたけど........ただただ広いな。この山......

ﾋﾟｺﾋﾟｺ
『爆豪くん......爆破で移動する気だ』ﾀｯﾀｯ

爆豪くんって雨の時は”個性”どうしてるんだろ？.......急な雨でもどう対処するか考えるのも大事だよね！

『【ウェザーアウトブリック】！！』ﾌﾞﾝ

ﾎﾟﾀ
『キャッチ！』ｶﾞｼ

雨が降って匂いは消えるけど、これはこれでいい！
でも毎回投げて天候が変わるのは便利だけど場所が分かっちゃうのが欠点なんだよなー........この空洞って吹いたらそのまま雨雲とか出てくるのかな？

『試しにｽｰ.......ﾌｰ』

......何も出ないな......勘違いか

「急に雨が降ってきたぞ」

『！？』ｻｯ

木の上に隠れたけど......
誰？見たことないからB組かな？

「山の天気は変わりやすいって言うからな」

カマキリの顔の人とヘアバンド？を頭につけてる人が歩いていた。

ヘアバンド「にしても1人捕まえたら勝ちっていうのは......」

カマキリ「なんかやる気出ねぇな」

まぁそんなもんだよ.......

ｶﾞｻ
『わー！！』

「「！？」」ﾋﾞｸ