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No.7 ページ8

翼「アーヤ、アーヤ。」

彩「……え、あ、ごめん。ボーッとしてた……。」

放課後、私が何となく天井を見上げていると、突然翼に声をかけられた。

翼「俺らにお客さんだよ。昇降口のところ。」

ふと昇降口を見ると、一人の女の人がたっていた。

あの制服……花園学院?

私と翼と忍は、大急ぎで階段を下りて昇降口に向かう。

翼「お待たせしてすみません。二人を連れて来ました。」

すると、美少女が頬笑みを浮かべて口を開いた。

「ご機嫌よう。私は、私立花園学院の副生徒会長の棚崎 夕夏。あの、みなさんは、生徒会長とお知り合いなんですか?」

え?麗華さんと?

彩「…はい、一応…。」

すると棚崎 夕夏さんは、顔を輝かせた。

棚崎「本当ですか!?生徒会長とお知り合い何て、みなさん凄いです!私、生徒会長に憧れてて……色々、教えてくださいね!」

私は、棚崎さんがとっても健気に思えて、力一杯返事をした。

彩「分かりました!何かあれば、出来る限り応援します。」

そう返事をすると、棚崎さんは嬉しそうにお礼を言って、車に入って行く。

車の中には男の人がいて、棚崎さんをエスコートして去っていった。

なんだかとっても可愛い人で、私は仲良くなりたかった。

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作者名:かいs | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月24日 17時

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