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Story47 ページ3

You side




それから降谷さんの愛車に揺られること数十分。


その間にも、スマホに映る赤い点は微動だにしていなかった。

ここまで微動だにしていないと生死を疑いたくなるが、生きているはずだ。多分。←


それは置いておくとして、ここからが本題。

…さて。どうしましょう。

今回のターゲットは、なんと言ってもあの公安部。
ここまで着いてきた降谷さんが、それを黙って見過ごす訳が無い。

今回の任務を妨害してくる事は容易に想像できる。
まあ、私もはなっから殺す気は無いけれど。

そこまでは良い。良いんです。
問題は、そう。ジンさんに通じる言い訳。


さて、マジでどうするよ私。
後処理も自分でやっとくよみたいな感じで伝えるのが一番手っ取り早いけど…。

東都湾に沈めといたぜ的な事を言うのもどうかと思う。


………さっぱり分からん!


「そろそろ着きますよ。」


もう私は知らんぞ。
全てを公安に任せてすやぁするよ。←

放任主義で行こうそうしよう。

そんな案がまとまった頃、降谷さんに降りる準備をしろと告げられた。

一応任務をするつもりはあるように見せかけないといけない為、必要最低限のものだけを持つ。


えっと…。
…… まあ、銃とスマホがあればいっか!なんくるない!

そんなこんなをせっせとしている内に、窓からそれらしきものが見えた。どうやら着いたようだ。

降りようとドアノブに手を伸ばしかけたところ、いつの間にか降りていた降谷さんが先に開けてくれた。


ひえっ……。
さすが、イケメンは行動が違う。慣れていらっしゃる。


『あっ、ありがとうございます。』

「いえいえ。
さて、早く行きましょう。」


そう言って、降谷さんは私の手を引いて歩き出した。

……ん?
あれ、これ地味に子供扱いされてね…?

ハニトラの割にはめっさ自然な流れだったぞ??

まあ子供なんですけどね!降谷さんのおててに触れられるから別にいいんですけどね!!

ぐへへ、良い匂いがするんじゃあ。←







ちなみに、車の乗り心地がいつしかの黒いポルシェよりも断然良かったのは言うまでもない。

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夜雨ナナト - 無理だったとかなら全然書かなくていいです。ログインできない私はお気に入り登録することができませんが応援しています! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - リクですね!降谷さんの息子として外を歩いてるところを逆ナンされてしまい せらますみちゃん に助けてもらい、けれどあまりにも降谷さんに顔が似すぎていたのでうたがわれてしまう っていうのできませんか?私の低脳すぎる脳ではこれが限界だったぁぁぁぁぁ! (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
夜雨ナナト - めっちゃ面白いです!前作から読みました。めっちゃ面白いです!←この作品が神すぎてこれしか出てきません。すみません。 (2020年2月3日 1時) (レス) id: 2e33344876 (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 更新頑張ってください! (2019年11月9日 21時) (レス) id: 57d631d047 (このIDを非表示/違反報告)
加熱されたみかん - ほんっとに作者様の作品大好きです……更新頑張ってください! (2019年10月19日 17時) (レス) id: 9c8747fe33 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:食物連鎖の頂点に立ったササミ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/1e4d26931d1/  
作成日時:2019年8月14日 16時

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