【どうしてこうなった】降谷さんの勘違い【名探偵コナン】

Story12 ページ14

You side






本格的にやばくなってきたと言う時、誰かに手に持っていたピンを奪われた。


『…！？』


何事かと思っていると、誰かが手錠を解いてくれた。そしてそのまま導かれるがままに倉庫内の物陰へ。

その直後だった。


ーーパチッ。

ベル姉さんのスマホにより私が先程までいた場所が照らされた。


「っ、バーボンが居ないわ！」


あっったりまえだろ降谷さん舐めんな！！
私じゃなかったらそもそもこんなピンチ訪れてないんだよばーーか！！←

てかそもそもこの場に降谷さんいねーよ！！仲間の特徴と違和感を持つ事を覚えろ！！()


すっごい上から目線で頭の中でねちねち言っていると、バンッと倉庫の扉が開いた。


はっ、これはもしや！

あ、赤井しゃんだ……！！(歓喜)


「ウォッカ、追え。」

「へい！」


そして原作通りに進んでいく物語。

……よ、良かった〜〜…………(泣)
何とか降谷さんの代わりを務められたよ私！

…あ、てか。
あの場面で助けてくれた人って誰なんだろ。


原作にそんな人物いたっけと思いつつも、先程一緒に物陰に隠れた人物を見上げる。


『……は、』


その瞬間、思わず声が出た私は絶対に悪くない。

なんと、そこに居た人物は。


……ふ、ふふふ、ふる、降谷さん！？！？？←


「しっ。｣


思わず声をあげた事で私が混乱していると悟ったのか否や。

降谷さんの綺麗でごつごつとした手が私の口元に添えられた。


…ひ、ひえええええ(大混乱)

凶器：降谷しゃんのおてて

な、なんのご褒美ですかこれは……。


身代わりやって良かった……！！と思っていると、ジンやベル姉さんが倉庫から出ていった。

それを見届けた後、ようやく降谷しゃんのおててが私の口から離れた。


……や、やっと離れた…死ぬかと思った……。
…あ、悪い意味でじゃなくてだよ！？
もちろん良い方の意味に決まってるジャマイカ米！！(？)


…て言うか、降谷さんはなんでここに居るんだろう。まぁお陰で助かりましたけども。

これは、後で事情聴取だな。


そう思っていたが、この後、逆に事情聴取される側になる事を、私はまだ知らない。


ーーー

【次回】


良かれと思ってした事に対して何故か怒られた夢主！！

そしてしょぼーんとする夢主を見て安定の勘違いをするトリプルフェイスな父親！！

そしてまさかの地獄絵図が出来上がる！！！



次回

素直に訳を話したらカウンセリングに連れて行かれた！？
強く生きろ、少年よ！！！←

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