【ハイキュー】俺らの柳本。【男主】

2. 愛されてますね ページ3

柳本side



西谷「Aーーっ！！！」

『のわぁっ！？夕！！』

田中「あっ！ずりぃ！！A、俺も俺も！！」

『うわっ、龍まで！２人して乗っかんなぁ！』


靴紐を結んでいた俺に次々に乗っかっていく２人。


菅原「おー、楽しそうな事してんなぁ〜！」

そう言って、乗っかってこようとする菅原さん。


『菅原さんまで！！』

菅原「ん〜、冗談だべ(笑)」

言い終わった言葉と同時に、俺の頭に乗せられる手。

『す、菅原、さん』

菅原「ん？どうした？」

『そろそろ、頭撫でてもらうの…』


力に撫でてもらうのと、先輩では

やっぱり、恥ずかしさが違う。


菅原「(耳まで真っ赤〜、可愛いべ‼)」


田中「………」
西谷「………」

いつの間にか俺の背中から降りていた２人に、無言で見つめられる。

『え、何？』


田中「何か、スガさんとAって……」

西谷「龍！多分、それは言っちゃいけないやつだぜ！！」

田中「お、おう…確かにそうだな、ノヤっさん！」


「『？？』」






「あ〜Aさんじゃありませんか〜」

突然、腕をグイッと引っ張られて後ろに倒れる。

あ、頭ぶつけるっ。


ぎゅっと目を閉じて、痛みに備える。

だけど、一向に痛みはこないまま。


おそるおそる目を開けると月島の顔がどアップで見える。


『ふおぉ……月島って、近くで見ても綺麗な顔してんなぁ〜』

うん、本当に綺麗だと思う。

「…何ですカ、急に」

『ふふっ、照れんなって‼』

「照れてませんケド⁉」



後輩って可愛いよなぁ。




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(距離が近い__！)

(おいコラ、月島。何時まで、Aに抱きついてんだよ！)

(そういや、さっき言いかけてたことなんだべ？)

(あー…スガさんとAって恋人みたいだなーって…)

(ふはっ、Aと居たら誰だって恋人みたく見えるべ？)

(それも、そうっすね！！)


(まぁ、でも…こんな可愛いA、他の奴らに見せたくないけどね)


(…スガさん、顔こわいっす……。)

(あはははは〜)




〈ブラックスガさん〉という名前が、部内で暫く広まった。

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