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逃がさないから(mgr) ページ27

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『ちょ、待って…目黒くんっ、』






撮影と聞いていたはずが、気がついたら目黒くんの家
中に入ればそのまま玄関での甘いキス







『んんっ…』


目｢俺さ、嫉妬とかしないんだよね｣


『んっ、え？』






背中を撫でる手がいやらしく
触れる度に反応してしまう







目｢Aちゃんは例外なのかな…｣


『ちょ、どうしたの？』








髪の毛を耳にかけ、目黒くんの顔がゆっくり近づく








目｢結構嫉妬したかも…｣


『えっ、目黒くん？』


目｢蓮、がいい｣


『れ、ん、くん？』







満足そうに笑えばふわりと体を持ち上げられる
連れていかれるのはもちろん寝室








『あの、蓮…くん』


目｢ん？俺言ったよね、Aちゃんの気持ちが俺に傾いたその時は抱くからって｣


『い、今から？』







返事の代わりに甘いキス







目｢もう喋んないで、俺だけ感じて｣


『…ん、』







撮影は？なんて聞いたら怒られそうだから
首に手を回して触れるだけのキスをした









目｢もう止まんないかも｣


『止める気ないくせに』


目｢そんな事言える余裕はあるんだね｣








下から見る蓮くんの顔は綺麗で吸い込まれそうだった








目｢下着、めっちゃいい｣


『言わなくていいから』






目｢可愛い顔してる…｣


『もうっ、黙って…っ』







目｢A、好き｣


『私も、好きだよ』








どうやら蓮くんは言葉責めが好きらしい









目を覚ませばシーツにくるまって寝る蓮くん
真っ黒なふわふわした髪に触れて、ピンク色の唇に
自らキスをする







『寝顔可愛い…、』








床に落ちた服を拾いベッドから出ようとすれば
腰に回されたゴツゴツした手









『っ、おはよう…笑』


目｢どこ行くの…｣


『朝ごはん、食べるでしょ？』


目｢ん、Aでいいよ｣







腰に回された手はそのまま上へ上へと動く






『やっ、ちょっと朝から！！』







いつしか手を引かれ、
昨日と同じ様にベッドに押し倒されていた





目｢俺にもっと愛されて｣


『もう十分、』








腕から逃げようとすれば手首を掴まれ逆戻り








目｢逃がさないから｣








ダメな恋なんかない
教えてくれたのは蓮くんだった







『蓮くん、もう離さないで』








朝日に照らされて妖艶に笑う蓮くんは綺麗だった









その恋、NGです。

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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
 ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：もにぃ | 作成日時：2021年1月4日 12時

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