これからも(fkzw) ページ15
…
高校3年間の話をしながらふっかの家まで帰ると
いつもと違う匂いがした
『なんか、匂いが…』
深｢ふふふっ、さぁどうぞお姫様｣
リビングへと案内されてゆっくり開けると
綺麗に飾り付けされた部屋
『えっ、何これ…』
深｢ふっかさん朝から頑張りました｣
『ありがとう…！嬉しい』
嬉しくて、今まで我慢してた涙が溢れてきた
深｢泣いてんの？｣
『言わないで笑』
何も言わずに抱きしめてくれるふっかに手を回した
深｢約束、覚えてる？｣
『ん？』
深｢ほら卒業したらーってやつ｣
『んー？』
後ろから抱きしめられる格好で飾られた部屋を見る
朝から1人で飾り付けしたって考えると可愛いな
深｢忘れてんなら思い出させてあげる｣
『ねぇ、これってさ』
机の上に置かれた袋を聞こうと振り返ると同時に
初めから深いキスが降ってきた
『んんっ…』
啄むようなキスと甘噛みされる唇に
立っていられなくなってその場にしゃがみ込んだ
深｢久々過ぎて、腰抜けちゃった？｣
『…ん、』
深｢ずーっと我慢してた。｣
『私も…だよ』
深｢最後の制服、俺が脱がしてあげる｣
『変態っ、笑』
軽めのキスから深いキスまで
一つ一つが懐かしく感じて、愛おしかった
深｢Aっ、｣
『辰哉っ…』
今ならちゃんと返せるよ、好きも愛してるも全部
深｢あーあ、本当に抱き潰しちゃった。｣
朝起きたらね、
右手の薬指にお揃いの指輪なんて付けちゃって
『え！なにこれ？』
深｢俺のって印、体にもついてるけどね｣
体に付けられた無数の跡、鈍い腰の痛み
愛されたんだなって証拠
深｢立場なんかどうでもいい。Aが欲しかった｣
『私も、辰哉で良かったよ？』
深｢ねぇ。そんなこと言っちゃう？｣
『っん、バカ！』
ほら、もう1回ってまた愛される
ダメな恋なんかない。
それを教えてくれたのは辰哉だった。
『愛してるよ』
深｢ばか、煽んなって｣
俺も愛してるよ_______________
その恋、NGです。
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もにぃ(プロフ) - ふさん» ありがとうございます！更新、完結出来るように頑張ります！！ (2021年2月8日 22時) (
レス) id: e68f2c559e (このIDを非表示/違反報告)
ふ - 楽しくキュンキュンして一気読みしました！続きを楽しみにしてますね♪♪ (2021年2月8日 17時) (レス) id: 3ae47a3069 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もにぃ
| 作成日時：2021年1月4日 12時
