12*【Another side】〈6/29〉 ページ22
【潤side】
外に通じる扉の数メートル手前で、扉が開いて中に入ってきたのは紫織さんとミコで。
「おめでとう！」
ハイタッチとハグで喜びを分かち合う。
紫織『ありがとう。
Aちゃんのお陰ね？』
「だね？
あの人はねぇ、色んな思いが素直に出ちゃったんだろうね(笑)。
あんな大声出してんの見たことも聞いたこともねぇし(笑)」
「はいはい」
しゃがんでハイタッチをすると、オレにしがみつく美殊。
「それ、万歳じゃねぇじゃん(苦笑)」
よいしょと立ち上がると抱っこのおねだり。
抱え上げながら、
「兄貴は？」
紫織『それがね、第三ピリオド終了間際にシステム障害の復旧で呼び出されちゃって。
さっき連絡したところ』
「そっか・・・」
紫織『まぁ、周りの親御さんがビデオをダビングしてくれるって言ってくれてるけどね(笑)。
うちのビデオもまさかのシステム障害よ(苦笑)』
「ハハッ」
紫織『で、Aちゃんは？』
「ああ、オレ、祝勝会の軍資金調達に行こうと思って、ユリちゃん・・・って名前言ってもわかんねぇか」
紫織『先生の娘さんよね？』
「あ、そうそう。そういや式で会ってたな。
ユリちゃん達に任せてきてる。
あの人、ビックリし過ぎて魂抜けてるから(苦笑)」
紫織『ふふ。思ってもみないところで疲れやすくなるからね？
ほら、ミコ、戻ろうか』
美殊『やだ。じゅんじゅんといる』
ぎゅっとオレにしがみつく力が強くなるが・・・
「ミコ、そんな力入れられたらじゅんじゅん死ぬから(苦笑)」
茶化すと、
美殊『ごめんなさい・・・』
シュンとしょげる美殊。
「一緒にコンビニ行くか？」
美殊『いくー！』
「後で席に連れてくわ。
どの辺り？」
紫織『あ、潤くん達の
「わかった」
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さいか(彩)(プロフ) - Nana.さん» そうです！一人じゃないんです！ぼちぼち行きましょう☆ (2017年7月18日 21時) (
レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
Nana.(プロフ) - さいか(彩)さん» お返事ありがとうございます。すごくすごく嬉しかったです。明けない夜はない。その通りですね！1歩1歩ゆっくりではありますけど胸張って生きれる人生になるように頑張りたいと思います。私ひとりじゃないことを改めて実感しました！一緒に頑張りましょう！ (2017年7月18日 17時) (レス) id: f442866d5b (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - ゆずさん» 家族に出来るのは周知徹底ですよね。 実は身内には"現状に納得するな！"って人はいますが、足掻いても許容しても何も変わらないので連絡を取らなくなりましたｗ 別にＯＤを歓迎してる訳じゃないですしｗ 外野の言葉はシカトする！ですｗ (2017年7月10日 7時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
さいか(彩)(プロフ) - ぴーまんさん» ありがとうございます。 精神的な部分は、本能的に前を向いてくれてるわが子に助けられています。 強いのはわが子ですね(笑)。私も助けられています。 染み入るお言葉、ありがとうございます(*^^*) (2017年7月10日 7時) (レス) id: e8327fc405 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - 今週まさに学校を休んでいた状況だったので、あまりのタイムリーな話にびっくりしつつ、何か縁を感じてしまって投稿してしまいました。 (2017年7月9日 23時) (レス) id: 5f666947bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さいか(彩)
| 作成日時：2017年6月11日 23時
