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2 You ページ16

『大我さん!!』

大「また家出してきたの?」

『わたくし非常に怒っております…!』






結局私はまた大我さんの家に来ている。



樹先生の家は行っちゃいけないって北斗先生が言うから…。


いや、怒ってるくせに素直に言うこと聞いてるのもどうなんだ私。



泊めてください!と言う私に大我さんは片手で後ろ頭をポリポリ掻いた。




大「あのさぁ、うちは迷子預り所じゃないん『大我さん肉じゃがお好きですか?』好き!食べたい!」




もちろんタダではない。

泊めて頂く分ちゃんと働きます。



ここに来る途中調達した食材たちの入ったスーパーの袋を持ち上げて見せると、
大我さんは少し目をキラキラとさせた。



最近ろくなものを食べていなかったらしい。



相変わらず空っぽな冷蔵庫に、
お礼として持ってきたトマトジュースを一本入れておいた。









大「いやー、いいね!肉じゃがは特にすきだけど、やっぱ煮物とか和食って奥さんの料理って感じで!」




もう北斗やめて俺の嫁になる?

そんな思ってもない口説き文句にいいえと言って。




大「えー、でも俺すっかりAちゃんに胃袋掴まれてるよ?」




大我さんはまた楽しそうに肩を揺らした。




大「で、今回の原因はなんなの?」

『聞いてくださいよ!!』




私は怒りに任せてさっきの出来事を大我さんに話した。







『あんなにいっぱい触るのに本当は大きい方が好きだったんですよ!
私もうどうしたらいいんですか!!』

大「俺その話聞いてどんな顔したらいいんだよ〜。」




私だってできることならFカップになりたいよ!

あと何段階成長したらいいのよ!



炊きたてのごはんを口いっぱいに詰め込みながら
ふんっ、と怒る私に大我さんも苦笑いしてる。




大「別にAちゃんだって小さいわけじゃないじゃん。
じゅうぶんじゅうぶん。」

『大我さん…!優しい!紳士!』

大「ところでいくつくらいなんだっけ?」

『えーっと、…ん?ちょっと!何言わせようとしてるんですか!!』

大「ばれたか。」




危ない…。大我さんてどこかお姉さんみたいだから
うっかりしゃべってしまうところだった。



なんてこと聞くんだ。

全然紳士じゃなかった。




大「ところでその話は誰から聞いて知ったの?」

『ジェシーさんです!』

大「あはは、あいつも人が悪いね。
そこに行き着くまで一悶着あったんだよ?」

『え?』

3 Taiga→←理想≠現実



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設定タグ:SixTONES , 番外編   
作品ジャンル:恋愛
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心愛 - 更新ありがとうございます。きみがいいとせんせ、両方ともStayHome中のお話をぁのお願いします (2020年7月27日 23時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 久しぶりに来たら更新されていて嬉しかったです。しかもリクエストありがとうございます。また更新、お待ちしてます。綾鷹さんのペースで大丈夫です (2020年6月14日 5時) (レス) id: 438de2be2d (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 綺星さん» いつも読んで下さってありがとうございます!めちゃめちゃ遅い更新で申し訳ないのですがかしこまりました!どうぞお待ちくださいませ(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - pon,さん» 今更のお返事で申し訳ありません!!かしこまりました!めちゃめちゃ遅い更新なのですがきっと書きますので少々お待ちくださいませ!(;_;) (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)
綾鷹(プロフ) - 心愛さん» 毎度毎度とんでもなく遅い更新にも関わらず読んで下さってありがとうございます(;_;)リクエスト頂いている甘えん坊先生がそっち系の予定なのですが、そちらでいかがでしょうか?? (2020年5月5日 23時) (レス) id: f953e13246 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:綾鷹 | 作成日時:2019年6月16日 10時

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