【東方×鬼滅の刃】

喧嘩 ページ28

咲夜視点
　………は？
　私が？お菓子を？食べているですって？
　
咲「…私は食べてないわよ。」

鈴「でも咲夜さんずっとお菓子見てましたよね？」

早「はい、なんかずっと見てた気がします。」

小「言われて見れば確かに、見てた気がするねぇ。」

咲「ちょ、ちょっと待ってよ。私がお菓子を食べたですって？みんな見てたんだからそんなことしてないことぐらいわかるでしょう？」

小「私が見たのは少しの間だけだからそれはわからないね。」

早「私も少しだけしか見てませんのでなんとも言えません…。」

鈴「なんか見てると思ったんですよ。」

咲「だから、さっき言った通り見てたなら私が食べてないことぐらい……」

小「それなら問題ないんじゃないかい。」

早「…時間を止めればみんなに見られずお菓子を食べることも可能です。」

鈴「咲夜さん、正直に話してください。」

咲「…………」

　私は何も言えずにいた。
　三人は私が食べたのだと確証しているみたいだ。
　私は、自分が押さえられなくなった。

咲「……あなたたちこそ正直に言ったらどうなの？私がお菓子を食べているですって？そんなことするわけないでしょ！？あなたたちは知らないだろうけどお菓子を取りに行くのも結構大変なんだからね！？そんなめんどくさいこと私が好きですると思う！？」

鈴「ちょ、ちょっと咲夜落ち着いて…」

早「咲夜さん落ち着いて話を……」

小「大丈夫かこれ？メイド長が取り乱したぞ。一旦落ち着けって咲夜……」

咲「あなたたちこそ食べてるんじゃないの！？小町は距離を操れば取れるし、早苗は奇跡を起こせば取れる、鈴仙は狂気を操ればとれるじゃない！？」

小「な、なにを〜！私が大食いだとでも言うのか！？」

咲「あのピンクと同じぐらい食べてると思ったけど！？」

小「そんなに食べてるわけないだろ！」

早「咲夜さん……私まで疑うんですか………。」

咲「疑ってきたやつが言う台詞じゃないでしょ！？」

早「…確かにそうかもしれません………。」

鈴「咲夜さぁ、私が食べたと思ってるみたいだけど違うわよ。私はちゃんと教育を受けているわ。他の家では食べ過ぎてはいけないって。」

咲「家だけは例外って可能性もあるじゃない！？」

鈴「はぁ〜、師匠の兎に対しての教育を舐めると痛い目みるわよ？」

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