Idol×Writer ページ6
Shigeaki side
『 ただーいまーー 』
「 お帰り 」
俺の家に到着。
実は、Aのこの
[ ただーいまーー ]
って伸ばし方が好きだったりする俺。
何ヵ月振りだろう。
すごく久しぶりの感覚。
加「 っていうかお前てー洗ってねーだろ。」
『 ちーっ、ばれたか〜。』
…ばれるわ。
シゲそんなに時間感覚おかしくないわ。
はやすぎんだわ。
何ヵ月だとか久しぶりだとか言ったけども。
Aが手を洗ってる内に、料理を始める。
実はもうケチャップライスは出来てる。
卵を切るように溶いて…
Aのために買った
ちょっとお高めのフライパンに流し込む。
ぐつぐつし始めたところに、
手を洗い終えたAさん登場。
加「 ん、どうした? 」
『 ふふふ(笑) 』
今日ふふふ多いな。
かわいいなこのやろう。
手を動かしながら考える。
多分他の奴がふふふと言ったら気持ち悪い。
でもAがやると全くそんなことなくて。
こう…愛らしい感じと言うか…
その…幸せが溢れ出てる感じ?
…というか。
…俺、これでも作家だから。覚えとけよ?
ところで。考えてるうちに卵はいい感じ。
Aさんのお好みは少しとろけるぐらい。
お皿になるべく綺麗に盛って、
加「 A、配膳してー 」
『 はーい 』
サラダを作る。
サラダは簡単。
ベビーリーフを洗って、
クルトンも一緒に白いプレートに盛る。
で、バルサミコドレッシング。
…なんか、聞いた感じ中々しゃれてね?
加「 食べるぞー 」
『 はーい 』
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