藍沢先生×??

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『AFがある、脳梗塞かも。』


藍沢『わかった、頭部MRIの連絡しておく』


『お願い、』



やっぱり今日はいい天気だなぁ〜、なんて思っていたら秋本さんが嘔吐き(えずき)始めた。



「嘔吐するかも、」



急いで秋本さんの体制を変えると秋本さんは嘔吐し、吐しゃ物が私の足にかかった。



「誤嚥するとマズい、挿管しよう」


冴島「はい、」


『ベルト外します、』



ベルトを外して自身を挿管しやすい体制に変えた時



「っっ…あれ…」



急に目眩に襲われた。そして自分でも呼吸が早くなるのがわかる。


なんだ、これは…



名取「桜井先生？」



遠のく意識の中で私は頭をフル回転させて精一杯の力で一言を振り絞った



「な、とり、せんせ…喚起、して…」



その直後、私は意識を手放した。



名取「桜井先生！？」


冴島「名取先生…喚起します…」


名取『早川さん！何かわからないんですけど…機内の空気が汚染されています！窓開けます！』


早川『汚染？』




_______________初療室




名取『こちら翔北ドクターヘリ…』


藤川「お？名取がデビューか？(笑)」


名取『ヘリの機内で患者が嘔吐…吐しゃ物を浴びた桜井先生が意識を失いました…』


藤川「…え？」


名取『名取、冴島も…吐き気、目眩の症状が出ています…』


藍沢「あと何分ですか、」


町田「およそ5分です、」


藍沢『名取、除染の準備しておく』


名取『お願いします…』


灰谷「除染って…何があったんですか、」


藍沢「患者が何か毒物を飲んでいたのかもしれない、」


横峯「毒物…？」




_______________ヘリポート




藍沢「名取！大丈夫か！」


名取「俺は大丈夫です…桜井先生が…」


藍沢「まずは全身洗え！」


冴島「藍沢先生...桜井先生を...」


藍沢「桜井、わかるか？」


「_______________、」


名取「吐き気、頻脈頻呼吸、目眩、顔面紅潮もあるかもしれないです。接触した時特に匂いはありませんでした。」


藍沢「灰谷聞こえたか、毒物の特定急げ」


灰谷「わかりました、」


藍沢「匂いがない…神経ガスか…」




_______________初療室




白石「桜井先生…？」


緋山「何これ…どうなってるの…」


白石「解毒剤は何を投与したんですか？毒物は何ですか？」


橘「今特定中だ、」


白石「えっ？これ…まだ…？」


緋山「これ何分経ってる？…名取、」


名取「20分です…」

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