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さっさと歩く流星の後を急いで追う。
やっぱちょっと恥ずかしい。
だって好きな人と二人きりやねんもん。
絶対に海入った流星はかっこいいに決まってるから、ドキドキの準備しとかなあかん！
緑｢、っわ！｣
もんもん考えてたらいつの間にか立ち止まってた流星の背中にぶつかった。
緑｢痛い…｣
青｢なぁ、神ちゃん。｣
緑｢…何？｣
流星がこっちを向いて見つめてくるから、ちょっと視線を違う方にやる。
今目合わせたらただでさえうるさい心臓が、どうにかなってまう…！
青｢…神ちゃんさ、俺のこと嫌い？｣
緑｢え？｣
なんで…？そんなこと聞くん…？
青｢や、ごめん。俺、前ひどいこと言っちゃったから、怒ってるんかなって。｣
緑｢そ、そんなん｣
思ってへん。
全然思ってへん。
青｢あんまり、こんなん言いたくないねんけど重いヤツみたいやし…。神ちゃんと目線が合わんから。｣
そう言って僕の方を向いた流星はなんだか泣きそうで…。
そう言えばたしかに、目線合わせられへんかった。恥ずかしくて。
でも、それが流星を傷つけてたんや…。
緑｢嫌い、ちゃうもん…｣
むしろ、好きやから。
その一言はいえず、言えない想いが募って、言葉の代わりに涙が次から次へと頬を伝う。
青｢ごめ、神ちゃんを泣かせたかったわけちゃうねん、俺が、悪くて｣
流星も半泣きやったのが本格的に目から涙が溢れてくる。
緑｢ちゃう、僕、流星嫌いちゃうもん…！｣
言葉もうまく紡げなくなって、ひたすら二人で泣いていたら、しげとのんちゃんが帰ってきて、困らせてしまった。
結局その日は、海で遊べなかった。
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kt.(プロフ) - コメントありがとうございます！続編の希望ありがとうございます！続編はできれば書きたいなと思っています！また読んでくださいね！ (2017年6月24日 8時) (
レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
み(プロフ) - コメント失礼します。とても面白かったです！その後も気になるので続編も出来たらお願いします！ (2017年6月23日 1時) (レス) id: 55021a8288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kt. | 作成日時：2017年6月12日 7時
