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青「え！？うそやん、神ちゃん！？」
ガクガク揺らしても返事がない。
神ちゃんの体は、雨で冷たいはずやのにめっちゃ熱いかった。
熱でてるやん！
青「どうしよ、」
プルルルルル
俺がどうしたらいいかわからんとオロオロしとったら夏恋から電話がかかってきた。
ナイスタイミングや！！
夏「お兄ちゃん遅いー！どこまで買いに行ってんの？」
青「夏恋！俺、どうしよ！」
夏「なに？どうしたん？」
あかん、言葉でてこうへん！！
俺の友達の神ちゃん、いや、神山智洋って奴、あかん！なんて言ったらいいんや！！
青「あ、あれや！！倒れてる！」
夏「いや、どういうこと？」
どうにかこうにか混乱する頭で夏恋に説明したらとにかく家に連れてこいって言われてそれもそうやな。って神ちゃんを抱っこして家に帰った。
その時の周囲の視線はなかなかに恥ずかしかったで。
______
青「ただいまぁ」
夏「お兄ちゃんの友達大丈夫なん？熱あんの？」
青「たぶん…めっちゃ体あついねん。」
萩「ただいまぁー！え、どしたんー？」
青「俺の友達の、」
夏「お姉ちゃん！実はな…」
…俺が説明しようとしたのに、それを遮って夏恋が全部説明した。
萩「それは大変や！お兄ちゃん、とりあえずそのお友達の服脱がせたって！そのままやと風邪ひいちゃうから、」
青「お、俺がぁ？」
萩「お兄ちゃんしかおらんでしょ、女が男の服脱がせるわけにはいかんやろ。」
青「そやけどぉ。」
夏「ちゃっちゃとして！うちらその間にお薬の準備とかしたるから、」
妹二人に追い立てられて二階にある自分の部屋にいく。
神ちゃん、は相変わらずぐったりしていて、ちょっとやそっとじゃ起きそうになかった。
着替えをさせてる時、神ちゃんの裸を初めてみたんやけど、(当たり前か)そこには すごい数のアザがあった。服で隠せるとこは全部アザ、アザ、アザ。
鈍いって言われる俺でもこれは異常なことやってすぐに分かった。
緑「…っう、ゃ、」
神ちゃんは時々うなされてて、めっちゃ苦しそう。
俺はそんな神ちゃんの頭をずっと撫でることしか出来んかった。
少しして、妹達がおかゆを持ってきてくれた。
「起きたら食べさせたって。」って！
追加で薬と、冷えピタも一緒に。
何もすることがなくなって、神ちゃんの寝顔を意味もなくをずっと見てたら、いつのまにか寝てたらしい。
「お兄ちゃーん！中間先生から電話！」
夏恋の声で目が覚めた。
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kt.(プロフ) - かすみんさん» ありがとうございます(*´∀｀)もう少し続きますので、良かったら見てください！ (2017年5月29日 23時) (
レス) id: bde8abe515 (このIDを非表示/違反報告)
かすみん(プロフ) - このお話大好きです！読みやすいしすごくきゅんきゅんします！これからも更新頑張ってください！ (2017年5月28日 3時) (レス) id: 17c27466bb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kt. | 作成日時：2017年5月7日 16時
