日常その４！【東華】 ページ6
「らいくん、一緒に帰ろ！」
「いいよー、あずりん！」
らいくんこと緋螺と、あずりんこと私柊木東華は同じクラスだ。
１人で下校しようとしていたらいくんに声をかけたのだ。
かりんから貰ったスーパーで１０個入り１００円で売っていたらしい銀杏を見せびらかし、２人一緒に教室を出ると意外な人と出会った。
「あれ、ユネルじゃん。３年生が２年生のフロアに来るの珍しいね。どこ行くの？」
ちょうど下校しようと廊下に出たところで、生徒会メンバー兼友達のユネルと会った。
学年ごとに教室がある階が違うので、３年生であるユネルが２年生の階に来るのは珍しかった。
「どこ行くの、じゃないでしょ！今日生徒会でミーティングあるんだよ？中々来ないから迎えに来たの。」
ユネルは腰に手をあてて眉間にシワを寄せた。
「え、マジで？すっかり忘れてた……わざわざごめんね……」
「僕も忘れてたわ。」
それをきくとユネルはやれやれとでも言いたげな表情をした。
「まったく……なんでそう抜けてるかね君たちは……ほら行くよ、皆待ってるから。」
ユネルはくるりと身をひるがえすと、もと来た方向へ歩いていった。
「ユネル、かりんから銀杏貰ったんだけど食べる？」
「いらない。よくそんなもの食えるね。」
私の勧めで機嫌を損ねてしまったのか、段々ユネルの歩くスピードが上がる。
らいくんと２人でユネルを追い、階段をおりて突き当たりを曲がる。
そこに生徒会室がある。
ユネルが生徒会室のドアを開けて中に入っていった。
既にほとんどのメンバーが集まっていて、それぞれが和気あいあいと過ごしていた。
「東華と緋螺連れてきたよ。」
「じゃあこれで全員だね。今いないメンバーは今日来れないってさ。」
絵空は生徒会用の出席簿に何かしら書き込みながらそう報告した。
ユネルは鞄を荷物置き場に放り投げ、会議用の机と一緒に並べられていたパイプ椅子に腰をおろした。
絵空に軽い注意を受けて私とらいくんは返事をし、荷物置き場に鞄を置いて席に着いた。
「じゃあミーティング始めよっか。」
絵空がスムーズに司会として進行してくれたおかげで、予定より早く終わった。
次々と皆が席を外して鞄を手に持つ。
「お疲れ、私帰るね。」
「えぇ、ユネルもう帰っちゃうの？皆でコンビニとか行こうと思ってたんだけど……」
しょんぼりした仕草を見せると、ユネルはぶっきらぼうだが承諾してくれた。
そして私達はコンビニに立ち寄り、それぞれ解散した。
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だっき - 東華@??さん» 応援してますね!5のユネルさんというキャラが蓮華という人にボロクソ言われてて笑いました(笑)ひらいさんは何があったんだろう…!?楽しみにしてますね(о´∀`о) (2020年10月25日 16時) (
レス) id: c36ddb8367 (このIDを非表示/違反報告)
東華@??(プロフ) - だっきさん» ありがとうございますー！蓮華は私達のキャラの使い方が非常に上手なので、お誉めいただき私も嬉しいです！ひらい…不穏でしたね…平和になるといいですよね！！評価、コメントありがとうございます！ (2020年10月25日 15時) (レス) id: 6c828c8bed (このIDを非表示/違反報告)
だっき - とても面白いですね!合作…特に5.6のユネルさんと東華さんというキャラクターが面白くて大好きです!ひらいさんが書いた所が不穏だ…平和になるといいな!評価10失礼します! (2020年10月25日 14時) (レス) id: c36ddb8367 (このIDを非表示/違反報告)
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