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それからシャオロンは目に見えてわかるようにAにアピールし出した。アイツはやると決めたら早い。
Aは仕事が出来てしまうからわからないことは俺ではなくAに聞き、隙あらば飯に誘っているのが目に見えてわかる。連絡先も交換したらしいし、サインもどうやらあげたらしい。

「みてせんぱい〜!サイン!」

嬉しそうに笑いながらシャオロンのサインが書かれた色紙を俺に見せてきたA

「そうか、よかったな」

出来るだけ笑ってそう言った。違和感はなかったのかルンルンと鼻歌を歌いながらシャオロンの元へ行くA。

「(なんやねん)」

お前はトントンが好きなんとちゃうんか。
シャオロンのサインであんな喜ぶ?普通
胸の内に何やらどす黒い霧がかかるような感覚が起こった。経験したことはない。

「せんぱーい!飯いきましょ!めし!」

そんな俺の靄など知る由もなく、シャオロンのアピールが続いてから一週間ほど経ったある日、普段は飯に行こうなどと言うことは一切無いAから飯に誘ってきた。何事や、と思いながらもこの飯会にシャオロンがいないと聞き、心の靄が少し消えたような気がして俺は二言返事で了承した。

「実は相談があって」

飲みの席でウーロン茶を飲みながらそう言うA。深刻そう、と言うよりは本当に悩んでいるようで、俺は「なんや?」とビールを飲みながら耳を傾ける

「弟くんのことなんですけど」

弟くんというのはシャオロンのことだ

「付き合お?って言われて」
「ブッ」
「それで悩んでて」
「ゲホゲホ!」
「…先輩大丈夫?」
「……ッンン!」

シャオロン、手が早すぎる!!
アイツまだアピールして一週間やろ?出会ってからまだ2週間も経ってへんやんけ!!これが童貞卒業の秘訣とでもいうんか。俺は嫌やわ!
Aは咳き込んだ俺におしぼりを差し出してくれたので有難く受け取る。

「(予想より何倍も早い告白に動揺してしまった…)」

「どうしようかなって…」

そう言って枝豆を食すA。

「…どうしよう、ってなんやねん」

俺は童貞だから最近の若い奴らの付き合う定義とかそんな詳しく恋愛関係のことを理解しているわけでは無い。

「好きやったら付き合ったらええやんけ」

俺は昔も今も、付き合う時は相互が好きあっていることが大前提である、と思っている男だ。
だからその疑問は甚だ理解しがたい。
好きなら付き合う、そうで無いなら振ればいい。

「…好き、なんですけど同じ好きでは無いと思うんですよね」

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ゆうなんこつ - 楽しみにさせていただいております!更新遅くてもいいので完結お願いします!! (7月29日 23時) (レス) id: 90426beaf5 (このIDを非表示/違反報告)
うめにゃん - きたぁー!楽しみにしてました!! (2月25日 22時) (レス) id: 475fee2206 (このIDを非表示/違反報告)
kyomukyomu(プロフ) - ぶふっロボロ氏がピーやったんは、夢主ちゃんが居たからだったんですね!更新お疲れ様です!ありがとうございます (2月16日 16時) (レス) id: 4a333882a2 (このIDを非表示/違反報告)
陽菜(プロフ) - 触んなエロおやじwwwロボロンゴどんまいw (1月30日 17時) (レス) id: ae136e123b (このIDを非表示/違反報告)
虚兎 - 更新待ってましたぁぁ!!!!尊い・・・。 (1月21日 19時) (レス) id: 3e5b4b26e9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:よこはま | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2019年1月2日 1時

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