ー ページ13
彼が私の元を離れて九十九年と364日。
彼の姿を見つけることも会いに来ることも
なかった。
私はトボトボと交差点を多くの人々と渡っていた。
ﾌﾞﾜｻｯ
大きく風が吹いた。
「Aちゃんー！！！！」
後ろから走ってくるのは
彼。
会いたくて会いたくてたまらなかった彼の姿がそこにあった。
「Aちゃん…。」
『…ﾌｯ。ﾌｪｯ。ほんとに。、会いに来るなんて…』
抱き寄せると私が喋ってたのに
磁石と磁石がくっつくように
甘い甘いとろけるようなKissをした。
カシスオレンジの味がした。
とろけて酔いそうなふわふわした感じ。
『…テヒョン』
あんなに泣かなかったのに
子供のように泣きじゃくった。
その瞬間に体が重くなるような
ズシッとした痛みが襲った。
私は自分の爪で自分の皮膚を切ると
紅い血がでてきた。
あぁ。やっとこの呪いから解放された。
この呪いをといたのは
カシスオレンジの味と
彼の執念の愛情。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 27人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ソラ@Universe(プロフ) - PENTAGONのユウトのお話お願いします！ (2018年11月23日 23時) (
レス) id: bec8b5bab1 (このIDを非表示/違反報告)
zunda - pentagonのホンソクの話書いてほしいです！！ (2018年4月22日 16時) (レス) id: 61a89b26ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：J-RABBIT | 作成日時：2018年1月25日 12時
