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皆いつもしてるのに？と言いかけて口をつぐむ。
Aヌナはいつも宿舎で一人だから、おそらく誰かに貰うのは既に切り取られたもので、あんまりこういう体験を出来なかったのかもしれない。
うーんでも、絶対そっちの方が綺麗で良いと思うんだけどなぁ。
DY「まあ確かに、高級そうな味がしたような……どうだったか」
__「その日のうちに全部食べちゃったもんね」
DY「Aが開けろってせがむからだろ。だいたい半分はお前が……！」
JN「オレは三日前に食べたよ。美味しかった」
__「それ……大丈夫？期限切れてなかった？」
JN「うん。ギリギリまで置いとこうと思って」
__「なんで？」
JN「なんとなく」
__「ドヨンさん、ジョンウの友達はちゃんと食べてくれてると思う？」
DY「さあ」
JN「あのチョコ、四つ入ってたからちょうど良かったよ。オレ達の宿舎四人だし、一人に一つずつ配れて」
DY「あげたの？」
__「さすがジェノ、いい子だなぁ」
しみじみとそう言ったAヌナとは違って、ドヨンイヒョンはフォークを持ったまま腕を組んで、何か考えるようにオレを見つめてくる。
どうしたのかとケーキを食べながら言葉を待っていると、ヒョンが「誰も気付かなかったのか？」と聞いてくるから、少しだけぎくりとした。
ロンジュナもチソンも気付かなかったけれど、ジェミンだけは「あのチョコレートが誰から送られたのか」解っていたのだ。
JN「ジェミンが」
__「あれ、ジョンウから聞いたのかな？ドヨンさんは誰にも言ってないですよね」
DY「当たり前だろ」
__「ジョンウの友達はもっと言わないだろうし」
JN「なんか、でも……そんな様子じゃなかった。知ってたって言うか、予想が当たったような言い方で」
あの時の事を思い出しながらそう言うと、ヌナが不思議そうな顔をする。
ロンジュナとチソンアにチョコレートを分けて、後から帰って来たジェミンに冷蔵庫から残りの一つをあげようと見せれば、コートを脱ぎながらジェミンが口を開いたんだ。
『それ、Aヌナから貰ったの？』
そう尋ねてきたジェミンは、普段とさほど変わらない、いつも通りの表情だったように思う。
まさかの正解に心臓がバクッと音を立てるから、それを聞かれないように咳払いをして、正直にそうだと返事をした。
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せの(プロフ) - みなみんずさん» こちらこそありがとうございます〜！わ〜い、そう言ってもらえるととても嬉しいです〜！！オタクライフ楽しんでいきましょうね〜〜！ (2020年12月14日 14時) (
レス) id: b15808b38b (このIDを非表示/違反報告)
せの(プロフ) - ちゃこさん» ありがとうございます〜！本当ですか？NCTもみんな面白いのでどんどん推し増ししていきましょうね！(？)これからも頑張ります！ (2020年12月14日 14時) (レス) id: b15808b38b (このIDを非表示/違反報告)
みなみんず(プロフ) - せのさんのお話をいつも読まさせていただいてます。私も最近NCTにハマりまして、せのさんのお話にたどり着いてからすごい勢いでハマっていきました！いつも素敵なお話ありがとうございます！これからも楽しみにしております！！ (2020年12月13日 14時) (レス) id: 9876ae2084 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃこ(プロフ) - せのさんのお話読みたいが為にNCT勉強してきました！やっと最新話に追いつけて感無量です(T ^ T)NCTもほんとに素敵なグループで、出会わせてくれたせのさんに感謝です！！これからも楽しみにしてます！ (2020年12月10日 22時) (レス) id: f83f7a2a16 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せの
| 作成日時：2020年12月10日 10時
