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youside
｢それじゃ、俺らは行くからゆっくり休んでなね。｣
そう言って、しんぺい神様とチーノ様は行かれてしまった。
部屋にぽつんと一人。
ベットに座りながら窓の外を見る。
…なんだか、こんな緊張をしない一人の時間は初めてな気がする。
誰にも殴られない、叱られない、殺されない。
まぁ…まだこの方達がそーゆー事をしないって決まったわけではないけれど…。
それでも…こんなに良くしてくれる。
それだけでも嬉しく思えた。
体を少し起こしに、窓の外を覗き見る。
以外に部屋は高い位置にあるらしく、色んな人々の生活が見れた。
店のお客さんと楽しそうに話す店主。
何かの作業に黙々と取り組む職人。
かけっこをする子供達。
仲良く3人手を繋いで歩く親子。
楽しそうに会話をする2人の男女。
他も見ると、楽しそうな人ばかりの国だった。
私が今まで見てきた上下関係が激しく貧困さが酷い国でもなかった。
そういえばさっきしんぺい神様が、身分制度はないっと仰っていた…。
あぁ…
…本当に優しい国なんだな…。
私は、外の活気のある光景を眺めながらそう思った。
『…ん……教会…？』
お城の対角線上の先に、森の茂みが見えた。
その木々の上部分には、真っ白な十字架がちょこんと顔を覗かせるように見える。
何かの建物のように見えた。
きっと教会か何かだろう。
…そいえば、最近見る夢にも教会の話があった…気がする。
確か、1人の少女と少年達が何かを決意する話で…。
それで……えと……
『…いっ…!?』
突然頭に痛みが走る。
何かを思い出そうとすると何時もこれだ。
鈍器のようなもので殴られたような鈍い痛み。
私はこの痛みが嫌いで、思い出すのを辞めてしまった。
それと同時にくる眠気。
なんだか今日は特に眠い。
起きてなきゃいけないのに、瞼は言うことを聞かず閉じようとする。
それに負けてしまった私は、ベットに横になりそのまま意識を手放した。
そして、また夢を見る。
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CO2(プロフ) - 星が押したりなさすぎて、コメします。文章が読みやすいし、何よりストーリーが私好み過ぎて、、、凄く好きです。良い作品にで会えて嬉しいです！次章も楽しみにしてます。無理なく頑張って下さい！ (2020年7月11日 19時) (
レス) id: 55ea3c243b (このIDを非表示/違反報告)
ペンギン - がんばってください。 (2020年7月8日 0時) (レス) id: 5f842aeb4f (このIDを非表示/違反報告)
紅覇 - とても面白い作品で更新が楽しみです！！健康にも気をつけてください！！コメ失礼しました (2020年6月6日 17時) (レス) id: 6f781d8dfc (このIDを非表示/違反報告)
シラゆ - コメント失礼します。一目惚れしました。言葉で表せないほど好きです。更新頑張ってください！応援してます！コメント失礼しました。 (2020年5月15日 18時) (レス) id: dc5a42bdb9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蟻之助 | 作成日時：2020年5月13日 12時
