第三話 ページ4
「カァー、カァー、任務ゥ〜、北北西へ向かえ〜ッッ！」
そう、俺の鎹烏の氷河が叫んだ。
柱になってから、急激に任務へ向かう回数が多くなり、休みの日はほとんどなくなった。
そのせいで最近は、好物の柏餅も食べられていない。
「そこではーッ、子供のような見た目をした鬼が潜んでいるゥーッ！！」
子供のような見た目････？
「因みに今回の任務はァーッ、竈門炭治郎と我妻善逸との合同任務だァーッ！」
･･････････合同任務？？
「氷河、合同任務･･･と言ったか?私の聞き間違えだろうか･･･」
「合同任務であっているゥーッ！」
「･･････････････」
合同･･･任務。
俺がこの世で唯一苦手なもの。
しかも相手は、前に柱合会議で、鬼をつれた隊士として紹介(？)されたあいつだという。
「御館様のご意向だから仕方ないがな････」
顔を隠すために、スッと懐から
ぶつぶつ文句を言いながら歩いていると、前方からものすごい叫び声と、それをなだめるような声が聞こえてきた。
「･･･あいつ･････」
見覚えのある顔。
あれは確か････竈門･･･炭治郎････だったよな？
鬼をつれた隊士だって言う。
もう一人は知らないが･･･きっとさっき氷河が言っていた、“我妻善逸”だろう。
声をかけようか、でもな････面倒くさいし。
どうしようか。
････悩んでいても仕方ない。
「ちょっと良いか？」
俺は、勇気を出して声をかけることにした。
.
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雷斗(プロフ) - 義勇と杏寿郎推しさん» そうなんですか？！笑ありがとうございます！私も冨岡さん大好きです！！更新頑張りますね！ (2021年4月10日 16時) (
レス) id: cdf61a855c (このIDを非表示/違反報告)
義勇と杏寿郎推し - よもや！よもやだ！この作者は初めてだな！初めまして！ニックネームの通り冨岡と俺！炎柱煉獄杏寿郎が推しなんだ！とても楽しみにしているぞ！これからも心を燃やして頑張ってくれ！っと言っています。 (2021年4月10日 16時) (レス) id: 4609b567d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蜜柑 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/zlrr/
作成日時：2021年4月3日 19時
