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「Aから聞いたよ」
(やっぱりな)
「何を?」
知ってるはずなのに言いたくなかった
「わかってるんでしょ」
健の視線が鋭くなる
俺も負けじと目を合わせて離さなかった
「だから何が」
彼女はどんな顔であの事を話しただろう
それともメールか電話か
しばらく互いに無言の時間が続いた
「ごおは、Aの事どう思ってるの」
先に口を開いたのは健で
俺もそれに被せるように発言する
「好きだよ」
また健の瞳が悲しげに揺れる
「…わかった、Aとよく話して?
お願い」
(何でお前らはそんなに悲しそうなんだよ…)
揃いも揃って
静かに微笑んで
(一体何を隠してる?)
そこへ鍋がやってきて
その後は普通の会話が始まったけど
何かが喉に突っかかった心持ちがした
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テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» いえいえ(^-^)v頑張って下さい! (2015年12月26日 22時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» ありがとうございます〜( i _ i )がんばります! (2015年12月26日 22時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
テツ子(プロフ) - にゃんころ餅さん» 力になれて良かったです(^-^)v続編できたら絶対読みにいきます! (2015年12月26日 21時) (携帯から) (レス) id: c70ac8ca67 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - 向日葵さん» わー!ありがとうございます!続編書く方向でがんばってみますね^ ^ (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
にゃんころ餅(プロフ) - テツ子さん» な、なるほど!参考になりました。続編書こうかな…(笑) (2015年12月26日 21時) (レス) id: 89878739e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:にゃんころ餅 | 作成日時:2015年11月23日 0時