さんじゅうさんわ ページ34
泣きつかれて眠った先輩を私のベッドに寝かす。ちなみに私はマミーのベッドにお邪魔しようと思ったが先輩が起きたとき誰かいたほうがいいと思い客用布団を押し入れから引きずり出した。
「先輩晩ごはん食べるかな…」
「まあ起きなかったら明日の朝食べればいいわ。」
…お母さんは珍しくタバコを咥えている。火はつけてない。多分怒りを抑えるために吸いたいけど私の前って事もあって吸えないのかな。
「吸っていいよ?私気にしない」
「私が気にするの!ったく…あの子の動物は?どうだったの?」
「普通だった。多分先輩の友達が心の支えになってたんだと思う。」
「そう、あの子の話をもう一回聞いて、明日児童相談所に電話するわ、だから明日は学校休ませる。
あんたは行く?」
「うん、生徒会の皆さんに伝えておきたいし」
分かった、と返事をしたお母さんは咥えていたタバコをケースにしまい、夕飯を作り始める。
「今日は何?」
「今日はカレー、明日の朝楽でしょ?」
「やったぁ〜」
私はコップや皿、スプーンなどをテーブルに並べ、椅子に座りゲームをしながらカレーを待つ。
ゲームを開くと、ゾムさんからチャットが来ていた。
『A、どうしよ、友達と連絡つけへんねん』
……
『そのお友達って鬱さんの事ですか?』
『え、A知ってるん!?』
『はい…ていうか…保護してるというか…』
『!!??』
少し時間が空き、カレーのいい匂いがしてきた頃、また通知音がなった。
『生徒会書紀のトントンや』
豚先輩!!?え、一緒にいるの!?保護したって言うの生徒会の人達に見られた!!?え、どうしよ…また勘違いされて殺されないかな…
『鬱のこと保護しとるってホンマか』
しくじるなよ私ぃ!!言葉足らずとかまじでするな!?何なら状況説明全部する勢いで返信しろぉ!?
『はい、最寄りのバス停で一人蹲っていて、裸足で怪我してたので家で手当を、今はつかれたようで眠っています。』
これでいい、これでどうだ
ゴクリと唾を飲み送信ボタンを押した。
数秒した後、豚先輩から返信が来る。
『そうやったんか、ありがとう。明日鬱は学校来れそうか?』
『察しているかもしれませんが携帯や鞄などは全部家にあるんだと思います。母がお節介焼くき満々なので明日は任せてほしいです。』
『分かった。何から何までありがとうな』
『いえ、勝手にお節介焼いてるだけなので』
豚先輩とのやり取りを終え、夕飯に食らいついた。
今日は何か濃い一日だったなぁ
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まる(プロフ) - パスワード解放されてらっしゃる…！久々に見に来たら続編間近！！！嬉しすぎます！！パス、実はボードを見て以前試しましたが普通に開かず()なのでまた見られて嬉しいです！！更新楽しみにしています！！！ (5月6日 13時) (
レス) id: 33402943a7 (このIDを非表示/違反報告)
夜露姫(プロフ) - あああ好きですううううう……もう何もかもが好きです…更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2023年5月4日 23時) (レス) @page47 id: c00d592dea (このIDを非表示/違反報告)
ここなつぁ。 - 本当にもう好きです！天才かよ。動物も可愛いしd!の皆さんの反応もかわいくて本当にもう…。応援してます。頑張ってください！ (2023年5月4日 11時) (レス) @page45 id: e540fc95b9 (このIDを非表示/違反報告)
春嵐 - この作品すごい好きです!!毎日更新を楽しみにしてます!!応援しています!! (2022年12月18日 18時) (レス) id: 5a52c0f3ec (このIDを非表示/違反報告)
ビニール袋 - ぎゃあああああああああぎゃんかわああああああああああああ (2022年12月1日 18時) (レス) @page44 id: dc34629a9d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：弥生夏 x他1人 | 作成日時：2021年5月31日 23時
