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一方その頃? ページ17
その頃 社内ではー。
「だーざーい まだAに告白してないの?」
乱歩さんによる唐突な爆弾投下で 太宰は思わず珈琲を吹き出した。
「ら、乱歩さん?なにを仰って」
「太宰さんてば Aさんには心中を申し込まないし」
「Aさんが不在の間は欠かさずお花に毎日お水をあげていましたし!」
ー意外とわかりやすいですよねぇ
「谷崎くんといい賢治くんも……やめたまえ……」
「で、どーなの だざい。Aに落ちて何年引きずってるんだか。 へ た れ」
「え?太宰さん そんな前からなんですか?
ていうか僕、太宰さんがAさんを好きになった経緯も知りたいです!」
「敦くーん。ズバリ教えてあげよう!だざいってば…」
「ああぁあ!乱歩さん!プライバシーの侵害!ひどい!やめてくださいよ!!」
(お互い両思いなんだろうけどなぁ…)
遠回りの恋。まだまだ素直になれません。
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作者名:ゆらぎ | 作成日時:2019年5月18日 17時