眠リノ森【異世界】 (ページ25)

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第二十五話　ヤブの威圧ページ25

ヒカル side

　

ショーリと出会えたから思わず飛び出るけど拘束器具があったから途中で止まった

ヤブ「…ケント、どう言うこと？」

ショーリの前にいた妖精(ひと)はケントに聞く

…初めてこの妖精(ひと)にあったけどとても威圧感を感じる

俺は反射的に跪いて

ヒカル「…お初お目にかかります、『無の妖精』のヒカルと申します。

彼らは私が無理を言って連れて来ていただきました」

その妖精(ひと)の周りには電気が走っている

比喩表現とかじゃない、マジの方だ

しばらく沈黙の時間が支配する

ショーリ「…ヤブ様、少しの間ヒカルと話をさせてくれませんか？」

それを破ったのはショーリだった

ヤブと言うのか

さっきケントも言ってたけどうまく聞き取れなかったから初めて聞いたって言ってもいいかも

ヤブさんはショーリを見つめると怒りを抑えたのか電気が消えた

ヤブ「ラウール、拘束を解いて」

ラウール「…はい」

ヤブ「ヒカル、と言ったね。

少しの間だけだよ」