特進クラスの眠り姫は爆睡中【新・信長公記】

怖いもの知らずと臆病者 ページ11

Aside
今日は珍しく1人ですいぇーい()

みやびはどうしたって？理事長のとこだってさ
理事長ってなんか気色悪いよね〜
あの水晶割ったら出てくるのかな？？

そんなことを考えながら廊下を歩いてると
なぁんとなんと
徳川家康がいるではないかぁ〜
ちょっかいかけに行こ〜

『へい、家康』
徳川「…なんだAか…」
気づきました？？家康、私には名前呼びなんだよね
まぁ、最初は私もゴミって言われてたけど
徳川「俺に何か用か？」
『いや、別に〜？？
暇だったから声かけてみた〜』
徳川「そうか…ならあそこで座って少し話さないか？」
廊下にある椅子を指さした
『おっ、珍しい家康からお誘いなんて』

『んで、話って何？』
徳川「あぁ、話っていうのはな」
少しね、少しだけ家康が深刻そうな顔になった
本当に少しだけど…！

徳川「自分が誰かのクローンってこと
考えたことあるか？」

『…………？？』
なぁにを言っとるだかさっぱりだぁ？？
『考えたことないな…。』
徳川「だろうな、Aならそう言うと思った」
『でも、クローンだから何って思っちゃうかも』
徳川「……ｯ…」
『だってクローンだけど私は私だし？
そう、深く考えないかも…』
家康はなんとも言えない表情をしてた
徳川「お前らしいな…」
『そうか、？』
家康が何を言いたいのかさっぱり
徳川「すまんな、こんなつまらん話をして」
『いやぁ、そこまでつまらなくなかったよ〜？』
徳川「そうか」
『ねぇ！見てこれ！』
徳川「なんだ？」
『可愛い〜…！猫だよ猫！』
三毛猫やば可愛いっ！
徳川「お前は猫が好きなんだな…」
『猫というか、可愛い物って惹かれるよね！』
家康はこちらの顔を見て少し微笑み
徳川「そうだな」




━━━━━━━━━━━━━━━

家康と別れただいま屋上におりますぜぇ
『ふぁ……。』
眠いなぁ…旗印戦なんて物騒なもんなかったら
銀杏高校も平和なのかな〜？
なぁんて思っても意味ないよね〜


？？side

柊Aは今屋上にいる
『……だよね……で……そん………し…………ら』
何か言っている
でも明らかに1人

柊Aは誰と何を話しているんだ？
『誰…？』
バレたｯ…！？
ここは顔がバレる前に逃げよう…！

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