カプチーノ

エモ系女子 11. ページ13

Twi○terで呟きつつビルから出ると、


福山「おせーぞー！未確認生命体(メス)！」


と声をかけられた方を向くと車の中から手を振る潤さんが。


「だれが宇宙人(性別不明)だこら！」


福山「そこまで言ってねぇよ！笑」


「じゃ、スーパー寄ってこ」


福山「へいへい。」



そういうわけでスーパーに来た私と潤さんはカゴを手に持つと酒のコーナーに一直線。自分で向かっといてなんだけどもうちょい自重しろよ。

とかなんとか言いつつ、酒とつまみをぽんぽんと放り込んでさっさとお会計。


正直白目が飛び出るかと思った。


目が飛び出るじゃない。白目が飛び出るだよ。


ごめん想像したらなんかキモかったおえ。


酒の重みではち切れそうなビニール袋をよっこらせっと持ち上げると、潤さんがその袋を掠め取っていった。


福山「お前が宇宙人(性別不明)でも見た目が女の子のやつに持たせねーよ笑」


「…………だれが人間(メス)だこのやろー。」


福山「ネタが尽きたのか？ん？人間(メス)じゃないのかお前笑 流石に自ら人間(メス)であることを否定するとは思っちゃいなかったぜ笑」


「私は人間(性別不明)なんですぅー。むしろこっちの方がなんかしっくりきてて悔しいわ。」


福山「うん。人間(性別不明)の方が数百倍しっくりきてる。」


数秒後スーパーの店先で崩れ落ちる私がいた。


ーーーー

設定に書いた方がいいか迷ってたんですけど、
潤さんとAちゃんは割と長い付き合いで親戚みたいな間柄なのでタメ口です◎
同じくらい付き合いが長いのが多分良平さんかな…
良平さんにはきっちり敬語だったんですけど、尊敬してて割と気を許してる感じだと思われます…笑

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